夏祭りに露天商(かき氷、焼きそば)で出店した時の商売体験談

【夏祭りの時、かき氷屋のお店を出した体験談】

私は、20代の前半に街の夏祭りの時に、
露天商の売店のアルバイトをしたことがあります。
地元の商店会の企画で夏祭りの時に、
お祭りの日だけ、
自分たちのアイディアで
なにか催しものをやるものでした。

お祭りの通りの路上や、お店の前に、

オブジェクトをおいたり、手品を見せていたり、

ベーゴマ大会など何か催し物を出したり、

アイディア商品を売るような企画がされました。

まだ、商店街に活気があって、

街がにぎやかな随分昔の話です。

お祭りの通りでお店をやっている知り合いに、
「夏祭りの時自分たちだけで
お店を出してみないか?」

と声をかけられました。
友人達と4人で、そのお店の前で、
かき氷焼きそばを 売ってみないか?」

出店の誘いを受けたのです。

夏祭りの期間は3日でしたけど、
露天商の真似をさせていただきました。

商売の経験もない自分たちだけで、

商売何てできるものなのか?

と不安でしたが、

面白そうなのでやってみたのです。

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【夏祭りの路上販売店をやる、かき氷、焼きそば、ジュースを売る】

1 パラソルのお店を出す

夏祭りの出店は、誘ってくれた人の言う通りに
かき氷や焼きそば、ジュース販売、
(ジュースは、氷を砕いてビニールの袋に入れ、
そこにかき氷用のシロップも入れて、
水で溶かしてストローで飲みます)
を売ることにしました。

友人と4人でやりました。

男2人女2人で

道にビーチパラソルを出し、

その下に氷の機械と、
焼きそばを作るガスコンロと鉄板
用意してもらいました。

材料や道具は
お店の人達や商店会の人達が準備してくれたのです。

「かき氷」や「焼きそば」と書いてあるのぼり旗も出しました。

夏祭りの出店(デミセ)と同じようです。

これは商店会の企画だったようです。

大人たちが地元の若者たちの為に、
職業体験をさせてくれたようです。

「好き勝手に売っていいよ。」

とお店や商店会の人たちに言われました。
本当に好き勝手にやらせてくれたのです。

夏祭り_氷

・試食したり値段を決めたりして開店準備

氷もシロップも焼きそばの食材も
何もかも商店会の人達が用意してくれました。
それで、自分たちだけでお店ができるのです。
お店の経験がない我々4人でやりました。

夕方5時頃から準備して、
かき氷の作り方は商店会の氷屋さんが
最初だけ氷の機械のやり方を教えてくれました。

家庭にある氷かきとは違って
木材をカンナで削ったように柔らかく

ふわふわのかき氷が出てきた時はちょっと感動でした。

シロップをかけて試食しました。
「お店で売っているのと同じ感じだ!」
発泡剤のオワンに
プラスチックのスプーンを差して
お客さんに出します。

値段は、かき氷は100円、

焼きソバは200円だったと思います。

これも我々で値段を決めていいのです。

ヤキソバは女の子ができました。

私も 炒めた麺をプラスチックの容器に入れて
輪ゴム止めして、 割りばしをつけて

客に出すということはできました。

夏祭り_焼きそば

2 かき氷店、焼きそば屋の営業開始

何回か練習して6時には商売開始です。
「こんなことで売れるのかなあ?」

と我々は不安でした。

4人は練習をしながら不安でいました。

近くに商店会の人がいますから、
わからなかったら聞けばいいやと思っていました。

それでも、初めての商売ですから不安でした。

ビーチパラソルのお店で、
かき氷と焼きソバののぼり旗を出して

「これだけで売れるのか?」

しかし心配ご無用
・・・  何と 売れたのです! ・・・

暗くなると 夏祭りのお客さんがどんどん通ります。

・人がたくさん来るので氷も焼きそばも売れる

最初のお客さんは
小学生位の子供だったと思います。
私は、うれしくて、
大サービスの氷の大盛りを出したと思います。
「ありがとうございます」

と元気に言えたと思います。

かき氷を買ってくれるお客さんは、
小さな子供や若い女の子のお客さんが多かったようです。

意外に売れるのです。

夏祭りのかき氷

子供がかき氷を買ってくれるのがうれしくて
そして忙しかったです。
焼きそばも結構売れるのです。

人がたくさんいて、夏のお祭りという開放的で、
多くの人が、
お金を使いたがっているようでよく売れました。

こんな私たちからも、
かき氷と焼きそば、ジュースを買ってくれるのです。

物は需要があれば売れる。
商品と場所、客層が合えば
商売は成功するのかもしれません。

夜の9時くらいまで売って忙しかった記憶があります。

商売は面白いと思いました。

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【商売は面白い。物を売ってお金を稼ぐ面白さがある】

・物が売れるには売れる条件がある

ここで売れたからと言って、
他のところで同じように
かき氷や焼きそばを売るお店を出してもと
売れないと思います。
売れるのに
いい条件がそろわないと売れないかもしれません。

それは2回目の雨の日でわかりました。

2日目は、
夜早くから雨が降り始め

かき氷は全く売れませんでした。
焼きソバも少ししか売れません。

雨が降るとお客さんはいなくなります。
退屈でつまらなくなります。

昨日と同じことをやっているのに、
天気によって稼げたり稼げなかったりします。

商売の楽しさと厳しさを教えていただきました。

でも、売れると面白いです。

私は、
将来お店をやろうと思ったことを思い出しました。

その時は、商売は面白いと思ったのです。

【 商売は場所や条件が重要】

物を売るには、
・売れる条件、
・買ってくれる人
・その人達が買ってくれる物を
考えないといけません。

買ってくれる人が近くにいないなら、

買ってくれそうな人がいる所に出向いていって

売ればいいのではないでしょうか?

移動販売車で、アイス、パン屋、今川焼、
イモフライ、サンドイッチなどを売っているのを見かけます。

自分の取り扱っている商品を

買ってくれそうな人のいるところを探して売れば

結構稼げるかもしれません。

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