できる年下の先輩はタメ口でこっちは敬語、できた年上の後輩に感謝

【不動産会社で賃貸営業をした時に仕事ができる年下の先輩がいた時の話】

・仕事のできる年下の先輩がタメ口、君付けでムカッとしたが、

不動産屋に勤めた20代半ばの時、入社すると3つ年下の先輩がいました。
しかも私のことを、君付けで呼ぶ のです。最初はカチンときました。
初めての不動産の正社員の仕事でした。
会社のマナーも電話の出方も名刺の受け取り方もわからない頃でした。
営業の仕事は見かけを大切にするらしいのです。

不動産の営業のことは全くできず、会社員の礼儀も何も知らないくせに見かけだけはしっかりとスーツでネクタイ着用です。
でもめちゃくちゃ安いスーツでした。

自分の会社の上司や先輩、そして関係不動産会社の従業員との礼儀は丁寧でないと後々もめるようでした。お客に対する口の利き方やマナーは全く指導されませんでしたが、
同じ会社の上役や先輩に対する口の利き方、言葉、頭の下げ方はきつく指導を受けていました。
口の利き方がちょっとおかしいと、かなり問題になると言われていました。
その為か、3つ年下でも きちんとした先輩として敬語で話し、礼儀なども目上扱いせざるを得ませんでした。こんなに年下をあがめることをしたことがありませんでした。
向こうはもう、当然のごとく先輩づらした態度でした。
ちょっと怖い感じの不動産会社でしたからそういう礼儀は重んじるようで、それは嫌でした。
でもそれが社会であると思い知らされました。

・稼ぐ年下の先輩なら、タメ口、呼び捨て、命令されても仕方がない?

私が勤めたのは賃貸住宅専門の仲介業者のある支店でした。
その支店に7人働いていましたが、3つ下の先輩が一番年下です。
最近かなり仕事ができるというのです。

そこの支店は人気が出始めた区域で激戦区でした。
毎月何件契約を取らなければいけないという決まりがあります。
毎日誰が一番契約を取ったか競わせます。支店がいくつもある大きな仲介専門の不動産屋でした。
そしてその年下の先輩は、私が入社した月は契約件数がトップでした。
他の目上の先輩達よりも契約件数が多かったのです。それでは誰も逆らえません。
他の30代の先輩達も、二十歳そこそこの若者に先を越されているので、他の人も何も言えません。

会社は、年齢は関係ありません。特に営業の仕事は、契約を取れる人が偉い のでしょう。

お金を稼げなければ年上だろうが、学歴があろうが シタッパの身分です。

彼は仕事ができて毎月のノルマもすぐにこなす力もある奴でした。
かないません。年下でも 仕事ができれば立派な先輩です。

こっちは、ただ歳食っただけの仕事ができない新人です。
いい歳して、仕事ができない新人です。
仕方がない と、実感しました。

でもその後、意外にキツイ顔だちのわりに親切にしてもらえるようになりました。
こういう順序で物件を案内すると仕事が取りやすいなどと、
教えてくれるようになったのです。

まあ、よくしてくれて仕事の方法も教えてくれれば、確かに先輩だ と思いました。
仕方がないけど、年下でも教えてくれるから敬語でいいとしました

その支店は所長が威張っていて彼をかわいがっているので仕方がありません。
仕事ができる部下は、所長もかわいがります。

稼ぐ力は重んじられるということが良くわかりました。

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・年上の後輩ができて、目上の人に先輩扱いされた。

不動産屋は従業員の入れ替わりが激しく、一番年長の人が退職しました。
契約もたくさん取れて仕事ができる感じの人でした。
私には、「もっと稼げる不動産屋を見つけたからそっちに行く。賃貸ばかりじゃ面白くない」と教えてくれていたのです。

所長は27歳でその辞めた人は、40歳以上でした。
この人も年下の上司に使われていたのです。目上の人を君付け、命令口調でした。

するとすぐに、5つ上の年上の後輩が入ってきました。先輩になってしまいました
若い時は5つも上だとかなり大人の人という感じがします。
こんな人に教えて偉そうで嫌だけど、
所長が「お前が会社のことを教えてやれ」というのです。

その人は不動産会社の経験者でした。
売買をやっていたようです。売買は難しく賃貸からやり直そうと思ったらしいのです。
社会人としても、会社員としもマナーも知っているし色々な経験者です。

そんな人に、お茶の入れ方や、お客が来た場合の案内の仕方、電話の出方など
大したことでないけど一応教えていました。そして一緒に営業や事務仕事もやりました。
その人は宅建主任取引士も持っていたのです。

5つも上の人に先輩扱い され敬語で敬ってくれる配慮や、私のミスもかばってくれて申し訳ないと思っていました。
そんな2か月位先に入っただけの、不動産業の初心者の私に対してきちんと先輩扱いしてくれるのです。
「いいんですよ。敬語で話してくれなくても、君付けでいいんですよ。」
「私は人生経験だって、仕事の経験だって ○○さんよりないし、仕事もできないんですから」
「できない私の方が偉そうにしているみたいで・・・」
というと
少しでも先にいた人は会社では先輩で、それでも実際にここのことは私に教わっているからいいんだというのです。
それが社会のルールだというのです。

できたいい人だと思いました。

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【年配者は、年下の先輩の口の利き方にどう思うか】

会社に入れば、ちょっとでもその会社にいた人が先輩になり年齢は関係ない。
仕事ができればその人の方が偉い。
肩書が上の人は敬い敬語で話す。
学校で教わってきた敬語で敬えという先輩とは、年齢が上の人のことでなかったのかな?
先に会社にいた人のことなのかな?
先に会社に入っただけ、上司であれば 年齢は関係ないのかな?

私はやっぱり変な人でなければ、
年上の人は、目上扱いし、
年下は、親切にしてくれても やっぱり自分が目上だという気持ちで 接していたいと思います。

年配になると人間ができてきて、年下からのタメ口くらいでは何ともないと思っていました。私は、未熟だからそんなことを考えているのかと思っていました。

しかし年配者の方が、年齢の差に対する口の利き方、行動について厳しい気もします。
「ご苦労様」「お疲れさま」の言葉の使い方で事件が起こるくらい問題があるようです。

年配の奥さんたちの中にも、口の利き方が最近の若い子はできていないといいます。
人のことを馬鹿にして、と怒っていました。

「 同じ会社の人達だと思うけど、若い人が年上の人に対して 威張った口調で偉そうにしている態度を見かけたことがあるけどいくら会社で上下関係があると言っても
やっぱり目上は目上扱いしないと見ていて気分が悪い」

と言う人も少なくないです。

会社の上下関係で人の差をつけるのでなく、
やはり私たちには年齢の差によって、口の利き方、言葉遣いを気をつけた方が
自然のような気がします。

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