生命保険の代理店の営業の仕事は
保険会社と、保険契約者の間に立って
保険契約をすることが仕事になります。
【生保と損保は全く違う、転職前に保険を知る】
生命保険と損害保険は 保険自体が全然違います。
生保は、対象が人や病気などで、
損保は、対象が人のケガや物などです。
全く違った保険になりますから、
生命保険会社に転職するか
損害保険会社に転職するか
どちらが 自分は興味があるかを考えてから転職すべきです。
個人の生活ライフに合わせた定期保険に興味があるのに、
「損害保険会社の代理店に入社したら
火災保険の勉強をしなければならず
面白くないので辞めた。」
とならないようにしなければなりません。
私は保険のことは全く知りませんでした。
保険会社なら、
どこでもどんな保険でも入れるのかと思っていましたし、
保険の種類もたくさんあるなんて知りませんでした。
生保と損保の違いも、若い時にはわかりませんでした。
保険の仕事をする場合には、
その保険会社や 保険代理店が
取り扱う保険商品の知識の他に、
保険に関係する考えや法律知識などが必要になります。
まずは、保険会社の代理店に面接に行く前に、
保険のことを調べる必要があります。
代理店によっては
生命保険も損害保険もやっています。
また保険代理店が
保険のコンサルティングもやっている場合には、
かなり保険の勉強をしなければならなくなると思います。
営業と保険の勉強の両方が必要になります。
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【大手の生命保険の営業の仕事内容】
・保険の内容の学習が必要
通常保険の営業の仕事は、
生命保険の契約の新規加入の
契約をしてくれるお客さんを見つけ
保険契約することを仕事とします。
その為には、
まず保険のことを学ばなければなりません。
保険関係の専門用語や、
保険の種類、保険の必要性など
生命保険そのものを学ぶほか
契約者の立場になって、
どういう人が保険に入る必要があるのだろうか
ということも学ぶ必要が出てきます。
ライフステージ等を考え
年齢に応じた
各種の保険の加入を勧める仕事をすることが多いと思います。
さらに営業職ですから、営業の技術も学ぶ必要が出てきます。
その為、
保険契約は扱う会社独自の保険商品を覚え、
自社の加入条件、申込書の書き方、
営業方法を覚えることになります。
最初は覚えることが
たくさんあるので大変だと思います。
・生保の営業ルート 地元の企業に、既存の客に訪問営業する
保険会社の営業社員でも、代理店業務でも、
営業方法は、
最初は同じように
保険会社が、サポートしてくれるようです。
◆1
営業方法は、勤務形態や保険会社によって違うようですが、
保険会社によっては、
業務提携している地元の会社があります。
保険会社に勤めると(代理店をやると)、
地元の会社に訪問し、
その会社の従業員に対して、
「保険の見直し」と称して
新しい保険に加入させる仕事が多くなると思います。
提携している会社の従業員が
営業のターゲットになることが多いと思います。
また、既に契約している個人の契約者の家に訪問し、
保険の入り直し(更改)や
新商品の加入を勧めたり
(新しい保険契のことを新商品という保険屋さんが多い)、
子供の成長や家族の状況に合わせた保険を勧めて
新規契約をとります。
最初は、ベテランの職員に同行して営業に行きます。
◆2
独立開業した代理店の営業も、
同じように行えるようです。
取り扱う保険会社に、
提携している一般の会社があって、
その会社の従業員に、
保険の更改、新規加入を勧めて保険契約に加入させます。
その提携している工場などに
新しい従業員が入ったらチャンスです。
盛んに営業をかけます。
若い新入社員は、
親が、保険をすでにかけてくれている場合も多いですが、
新卒の人は、保険に未加入の人が多いので、
新規が取れるチャンスです。
保険契約は何十年間もしますから、
若い人ほどお客さんになったら報酬がもらえます。
・新人は先輩生保レディーの同伴で指導を受けられる
保険の営業は、先輩が担当していたお客(企業や個人)を
任されることも多いようです。
最初は、先輩のセールスレディ―が同伴してくれて、
先輩の上司の客とのやり取りを覚えます。
ある程度時間が経ち 仕事の流れを思えてくると、
今度は先輩上司が、サポート役として連れ添って、
自分でお客に、
保険契約を勧め、
保険契約が一人でもできるように指導されます。
お客さんに会い、契約を説明や加入を勧め、
それを先輩に見てもらい
後で、
「こうした方がいい」
「あれはよくなかった」と
アドバイスを受けると思います。
こうやって保険の営業職の仕事ができるようになります。
・飛込み営業もある保険会社がある
訪問販売に行くこともあります。
ポスティングしたり,
一件ずつ家を訪問して保険のセールスをします。
飛び込みセールスと言うものです。
これが苦手な人がこの仕事に向きません。
ただ、押売りのように しつこい営業はしないようで、
パンフレットを渡し、あいさつ程度のようです。
私は、知らない家に行って
物を売り付けることはできません。
人に嫌がられるのが嫌です。
でも、これを面白く思ってできる人が
営業の仕事に向いているのだと思います。
何でも作っただけでは、お金にはなりません。
誰か売ってくれる人がいて
初めてお金が入るのです。
営業はとても、大事な仕事になります。
・ノルマがある、契約が取れないと会社にいづらい
生保の仕事は、ノルマがあるので辞める人も多いようです。
研修時期は、保険を覚えることが仕事になります。
その研修後、契約が取れないとい会社にいづらくなり
辞めていくようです。
独立した代理店業は、
年に何件かの新規契約を取らないと代理店を辞めさせられます。
保険の営業も、辞める人が多い仕事でもありますが、
そういう厳しい中で、残れると
給与がたくさんもらえる人になるのです。
【ライフプランニングを理解して営業をする】
・顧客にあった保険契約を学ぶ
生命保険契約を勧める場合の知識として
ライフプランニングというものがあります。
ライフプランを考慮した営業方法が必要です。
年代に応じて、どのような保険が必要かを考え
お客さんの年齢に応じたライフイベントを考え
保険契約を提案して
保険契約が取れるように学習します。
これを知れば、相手の気持ちが理解でき
勧める保険が絞れてきます。
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・お客さんの現況から必要な保険はなにか?
結婚すると夫や妻に万が一の時に保険加入が必要になる
子供ができれば学資保険や親の責任が大きくなってくる、
中年以降になると
老後の保証も兼ねた個人年金、養老保険が必要になる
人生において
年代ごとの問題に対処した保険金の提案
をしていく必要が出てきます。
またサラリーマンの場合と
個人業者の場合とでは
加入している公的な保険が異なるため、
公的保険の基礎知識を知らなければ
いい保険のアドバイスができないのです。
・ファイナンシャル技能士3級を学んでもいい
こういう知識には、
ファイナンシャル・プランニング技能士
(FP技能士)の資格があるといいです。
FP3級で十分です。
それでも難しいです。
試験の主催は金財だと団体に信用があり、
年間会費もとられないで済みます。
年に3回受けられます。
受験会場は県に何カ所もあるので受験も便利です。
FP技能検定は、保険に関係のない学習もあるので、
無理に全部を学ぶことも、
資格を取ることも しなくてもいいと思います。
保険の部分だけ学べば それで十分です。
それでも覚えることがたくさんあります。
普段使わない知識はすぐに忘れるので、
FP技能士を取ることよりも
契約を取ることに専念した方がいいです。
・パソコンソフトを使って提案書を作る人も
また、提案書は保険会社のソフトを利用しますから、
ある程度パソコンがいじれる必要があるかもしれません。
いまのソフトは、入力が楽なようで、必要事項をいれれば
欲しい情報が出るようです。
仕事を始めてからでも覚えられると思います。
でも、独立するつもりなら
自分のパソコンやプリンターは必需品になると思います。
・保険の研修を受ける
保険会社や保険代理店に勤めると
新人研修があると思います。
保険会社の規模によりますがある程度
保険の知識がないと仕事を始めることができません。
たぶん保険会社の組合が主催している
保険募集代理店の検定試験のようなものを
勉強するように言われると思います。
そのテキストに書いてあることを学べば
ある程度必要な保険の知識は付く筈です。
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