やっと就職した会社なのに、
新入社員が
2,3か月で辞めてしまう場合があります。
そんな場合、会社側も社員側も困ります。
どうしたらいいでしょうか?
【すぐに社員が 辞めてしまうと会社は困る】
会社は仕事があるのに
働く人が少ないから従業員を雇います。
社員を雇うのは、会社が儲ける為です。
経営者は儲けたい、たくさん利益が欲しい、
借金を返済したいと考えます。
また、社員が増えれば
他の社員も楽になるので
社員の為に 新しく社員を雇う場合もあります。
・社員を募集するのにも多額のお金が掛かる
会社が、従業員を募集し、
仕事ができる従業員にするまでには
お金がかかります。
ですから、新入社員を雇う場合
新入社員が仕事ができるようになるまでに
お金と時間がかかるので
一度入社してもらったら
できるだけ長く働いて欲しいのです。
会社が社員を募集する場合には
ハローワークに申請する場合には、
書類を書いたり、
ハローワークに行ったりして
時間をかけなければ行けません。
社員の募集の求人広告を出す場合もあります。
求人広告料は高いです。
社員の募集の手続きや教育する社員の人件費も
会社が払わなければいけません。
そして 会社説明をしたり 面接したり、
採用するかどうかの話会いもすることになるので
会社は時間を費やすことになります。
その後、
採用が決まると、新入社員を教育することになります。
新入社員が仕事ができるようになるまでの
最初の2,3か月は仕事にならないと思うので、
「無駄に給与を払っている」と思う経営者もいます。
そういうお金と労力をかけて社員を募集しています。
それなのに、
入社して 2,3か月で辞められてしまうと、
今までに新入社員にかけたお金が
無駄になってしまうのです。
社員の募集の求人広告代や、
新入社員に支払った
2,3か月分の給与が無駄になってしまいます。
辞められると、又始めからやり直しになってしまいます。
これの繰り返しをしていると
会社は資金がなくなってしまうのです。
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・辞めてしまう理由を考え、改善すべき
募集しても
社員が定着しない会社の社長達は、
「今の若い人は 辛抱がないから
すぐに辞めてしまう」
と辞めていった社員のせいにして
自分の働かせ方が悪いことに気づきませんし、
わかろうともしません。
または
「うちの仕事は大変だから、働いてくれる人はいないんだよ」
と自分の会社の労働条件が悪いことは
認めるものの改善をしようとせず、
あきらめてしまいます。
「うちの条件でも働いてくれる人がいたら、いいなあ」と
他人任せで無責任に思える社長もいます。
そんな会社に勤めて見ると、
労働条件を改善する気がないので
入ったばかりの社員も嫌になると思います。
【2、3か月で辞めてしまった社員 】
・辞めた会社のことなんか気にしていられない
やっと就職先が見つかり安心しますが、
やっと見つかった会社でも
2,3か月で辞めてしまう人もたくさんいます。
私も私の知り合いにも、そんな人はたくさんいます。
仕事探しは 本当に苦しく大変でした。
2、3か月で辞めた場合には、
辞めた会社のことなんか全然何とも思っていません。
自分が辞めたって、あっちは仕事があって、
雇ってくれた社長は、お金に困っていないでしょう。
「君を雇うのに、求人広告を出したり、面接したりして
教えたりして、
お金や手間がかかっているんだぞ!」
でも、それは こっちの問題ではありません。
こっちは、もっと大変です。
・辞めたらまた仕事探しだ(辛い…)
辞めた方は、しばらく収入がありません。
仕事がないと生きていけません。
このまま仕事がなければ、
食料は買えない、家賃も払えない 好きな物も買えず
欲しいものどころか、
生きていくのに必要なものが買えないのです。
健康保険料も支払えないので
病院に行くこともできないのです。
仕事がなので、すごく不安でたまりません。
辞めようかと思った時から、次の仕事探しで大変です。
求人広告を見たり、求人サイトを検索したり、
資格の本や、
転職の情報誌を見る時間が多くなります。
仕事を辞めたら、
次の仕事が見つかるまで、
苦しい時間を過ごさなければなりません。
次の仕事が見つかるまで、
毎日毎日、どんな仕事があるのか、
自分にできそうかと、 探しまくることになります。
財布の中や、通帳の残高を見ては、
「早く次の仕事を見つけなければならない・・・」
すごく不安になり あせってきます・
今度こそ、自分に合う仕事を見つけ、
今度は貯金ができるようにしようと
心に決めるのです。
【長く勤められる為の解決方法はあるのか?】
・会社側の労働条件の改善
会社や上司、経営者も、
入ったばかりの新入社員が2,3か月で辞めてしまうなら
労働条件の改善を考えてくれるといいのです。
社員が定着しない理由をよく考えて
労働条件を改善してくれればいいと思うのですが
仕事の状況を変えるわけに行かないと、
アイデアを出そうとしないで
時給をあげるとか、
人材派遣に頼ったり 外人労働者を雇うとか
安易な方向に行ってしまうようです。
それでは、仕事があるうちはいいでしょうが、
いい人材が来ない会社では
これから窮地に立たされるような気がします。
社員が定着することに目を向けないと
これからも
人員不足に悩まされそのうち
仕事の質も売上も落ちてきて
社員募集どころでなくなることお考えられます。
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【2,3か月で辞めたしまった人の就労の苦労】
20代の若いうちなら、
短期間で仕事を辞めてしまうことを
繰り返してもまだ平気かもしれませんが、
30歳を過ぎてしまうと
「何やっても続かない人」と思われ
いい会社には雇ってもらえなくなります。
そうなる前に
1)自分が生涯勤められる会社を見つけるか
2)会社替えはするかもしれないが、
生涯やる業種は決めるべきだと思います。
若い時に何回か転職をした私達も
20代のうちそれを決められたと思います。
就労の苦労を多くの人がしています。
・他人に何を言われようが仕事を探しまくる
仕事を探している人は、
自分にできそうな仕事や、
ずっと勤めることができる会社が見つかるまで
他人に何を言われようが 探し求めるべきです。
そのうち、
「この会社ならずっと勤められそうだ」
「この職業が自分にはいい」
と思える仕事がみつけられると思います。
自分にできそうな種類の仕事は
誰にでもある筈です。
気づかないだけで、
やってみて、初めてわかるものかもしれません。
体験してからでないと わからないものかもしれません。
そういうものを早く見つける為に
・2,3か月で辞めてしまうかもしれませんし
・辞める時、「もう辞めるのか!ふざけるな」
と、上司に嫌みを言われるかもしれませんが、
どんどん転職してもいいかもしれません。
嫌で苦しい仕事をやりつづけるのは大変です。
見つかるまで、辛い思いをするかもしれません。
良いものは簡単に手のすることができない気がします。
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