就職先がない。どこも雇ってくれないから自分で商売を始める

【もう、どこも雇ってくれないから、自分で始めちゃえ】

・もう 人に使われるのが 嫌だ!

会社に行って、こき使われるなんて我慢できない!

何回も会社を辞めていると、人に使われることが嫌になります。

何回も面接に行って断られると、もう自分の居場所というか、
自分のできる仕事が、世の中にないような感じがしてきます。

数回、面接に行って断られると、
もう自分はだめなんじゃないか
と 思うようになってくることもありました。

私は、30歳前後の時は、本当にやばいなあと思うこともあったのです。

やっと見つけた良さそうな会社で、
面接もいい感じだったと思い
採用の通知が来る日まで、
朝、その会社に通勤の練習の為、通ったこともあります。

しかし、後日 履歴書と共に、
不採用の通知が送られて来たのです。 ショック!

そんな経験をしている人は、私だけではないと思います。

・不採用が続くとすねてしまう。

誰も雇ってくれないし、就職しても どうせ辞めてしまう。
就職活動しても、面接に行っても、
どうせまた不採用だろう、
断られるのに決まっている。

そんな風に、すねてしまうこともあります。
そして
仕事をしていない期間が多いと、お金がありません、
仕事が見つかるまで待っていられないのです。

蓄えがある人はいいです。
仕事をしていないとお金がないのが普通です。

就職先が、見つからないなら
お金を自分でどうにか稼ごうと、
自分で仕事を始めてしまう人もいます

「もう、どこも雇ってくれないのなら、自分で仕事を始めちゃおう」

と、たくましい切り替えをする人もいます。

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【誰も雇ってくれないから、仕方なしに自分で仕事を始めた人】

・営業力は独立開業に 大変役立つ力

友人の友人に こういう人がいました。
高校を卒業して、どこかの会社の事務をやりましたが、
転職して証券会社やクレジット勧誘会社の営業など
営業職を何社か経験しました。

その後、社会人になってから大学に行ったりして、
仕事に相当迷っていた人がいました。

営業はノルマがあり、契約を取ればお金にはなります。

しかし、契約を取れないと、給与は低く、
上司に叱られ、辞めさせられるという恐怖があるので
もうやりたくないと思っていました。

大学を出て、今度は営業の仕事でなく、事務の仕事で就職しました。
コンサルトの事務所に勤めるものの、

また営業に回され
契約を取るように圧力をかけられる日々が続き、嫌になってきたのです。

30歳になる頃には
もう就職が面倒になったようです。

営業成績が悪く 所長にとやかく言われ
「もう 独立だ」と
仕事を紹介するコンサルトなどの仕事で独立してしまいました

それが今では、従業員を数人も雇う経営者です。

労働管理や仕事紹介、保険の相談をする会社を作ってしまいました。
無計画なのですが、営業力が大変あり、人を動かすのが上手でした。

よく人をだますのが欠点ですが、
次から次へと、新しい人をどこからか連れてきて
協力させるのが上手なのです。

事実とちょっと違う良いことを言って契約をさせてしまいます。
違法にも思えるのですが、すれすれの所かもしれません。

しかし 変な奴で、危ない橋を渡っているのですが
誰もが知っているような大手の私立学校までも、
顧問先にしています。


大きな顧問先を社会的信用がつき、いい人材も雇うことができました。

知力のある従業員を雇え、経営は安定しています。

営業力は独立開業をする場合 大変必要な力になります。
嫌だった営業が、ここで役に立ちました。

そしてお金儲けが上手な者は、どんなことをしても稼げるようです。


【会計事務員、担当先が廃業で仕事がなくなる】

・会計事務員も、営業して自分の担当先は自分で見つけろと・・・

会計事務所に勤務していた、知人の後輩がいました。
バブル後、会計事務所の顧問先の会社も一挙に激減したのです。

ある会期事務所では、事務員も削減されようとしていました。

なぜなら担当の顧問先が廃業して減ってしまったからです。

男子事務員だけでなく、
経理処理のできる女子事務員も削減のターゲットにされました。
事務員たちは、自分が担当していた会社は、
能力のある他の人が担当することになり

自分の担当する会社は、
自分で見つけなければならない、と告げられたのです。

「自分の担当する会社は自分で見つけろ、そうしないと給与は払えない」
と言うのです。

事実上の解雇です。

会計事務所が、そんなことしていいものか?
と驚きました。

・勤め先が見つけられないので顧客を持って、他の事務所に勤める

事務員は営業が苦手です。

十人いた事務員のうち4人位は、事実上解雇通告されたようです。
バブル崩壊後、何の仕事でも就職先はとても少なかったのです。

会計事務の顧問になってくれる会社は、なかなか見つからないようです。

既に顧問の税理士事務所がいる会社がほとんどで、
横取りすることはできません。
新規開業する人も、就職先もみつけられなかったようです。

担当先を取られてしまった会計事務員たちは、
顧客が見つからないので、
その会計事務所を辞めさせられました。

保険代理店や記帳代行、
ファインシャルプランナー業務などで開業したのです。

しかし、他の一人か二人の事務員は、
以前、自分達が担当していた会社に、
今まで通り会計処理をやらせて欲しいと頼み、
少しの事業主たちだけですが、仕事を取り付けました。

そして、担当先を持っている事務員は、
他の会計事務所が雇ってくれます。

開業したての税理士は顧問先がありませんから、
顧客を持った事務員を受け入れてくれます。

何とか顧問先の少ない税理士を見つけて、
そこに再就職したのです。

それでも、少しの顧問先しかいないので、
生活は大変だったらしいです。

従業員を粗末に扱った会計事務所は、
従業員にお客を持って行かれてしまいました。

やり方に人情味がないと
しっぺがいしを食らうことがよくわかりました。
また他の会計事務員は、
保険代理店業でもコンサルト業でもうまく行かず、
その後、保険会社の契約社員や他の会社に勤めたようです。

会計事務員と言えども、
自分で仕事を始める場合には、計画性がないと厳しいです

【就職先がないから ラーメン屋 を始めちゃおう 】

・契約社員やバイトは不安定で嫌だ

親が知っている近所の人の話です。
アクセサリーの販売の契約社員をやっていた人がいました。
50才近くになり、契約の打ち切りをされてしまったのです。

就職は、年齢が行くと再就職が難しい時代がありました。
40歳以上になると正社員での就職が、かなり厳しいのが普通でした。

契約社員やアルバイトなら仕事はありそうでしたが、
どうせ、また何年もしないうちに
雇用契約を解除され、失業してしまうことになると思い
契約社員やバイトはしませんでした。

中途半端に契約社員をやって、契約を解除されたら
今度は もっと年を取っているから、
仕事を見つけることは、もっと難しくなりそうだ と考えました。

・就職先がないなら、自分で商売を始めよう

そして自分のお店を持とう、と思いついたのです。
自分で商売をすれば、生涯仕事をしていられる と思いました.

知合いのつてで、ラーメン屋のアルバイトをすることができました。

ラーメン屋で、
独立開業する為、数か月、
見習いと修業と言うことでアルバイトができたらしいのです。

そして、数か月たって ラーメン作りも一通りできるようになり、
お店を出そうと思いました。

・無計画、思いつきではだめ! お店を出す資金がない

いざ お店を出そうと、不動産屋にラーメン屋のお店を借りに行くと
貸店舗はあるが、
内装工事をすると1000万円以上はかかると言われたのです。

それにテナントを借りるのにも、何十万円かの保証金が必要です。
厨房用品や冷蔵庫などの設備も用意しなければなりません。

お店を出す為の知識が、全くなかったのです。

貯金もありません。貸してくれる人もいません。

ラーメン店を出すことを、簡単に考えていたようです。

単にラーメンが作れれば
店を持ち、ラーメン屋を経営することができると思っていたようです

そして、開業資金も用意できず、
保証人も誰もなってくれる人が見つからず
出店は断念しました。

そこで見かねた親戚が、仕事先を世話してあげました。
配達の仕事をするバイトを紹介してもらい、
何年間かバイトした後に、勤務態度が評価され正社員になれました。

ラーメン屋のことにこりて、まじめに勤務し続けたようです。
その後60歳を過ぎても勤務させてもらっているそうです。

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【独立するにも、お金と度胸が必要】

私もそうでしたが、面接を何回か断られ続けると
もう勤めることをあきらめたくなるのです。
気力がなくなってきそうになる時もあります。

そんな時でも、活力のある人は
自分で仕事を始めようと思うのでしょう、

しかし、急な思い付きで何か商売を始めようと思うと
開業資金でつまずく と思います。
商売をするのに、こんなにお金が必要なのか!
元が取れるのか?
うまくいくものなのか?
失敗したらどうなっちゃうのか?

そう考えこんでしまい、
独立して、自分で仕事をしていくことが怖くなるのです

年を取ってくると冒険が怖くなり、できなくなります。
余計な知識もついて、冒険の邪魔をするのです。

結局、独立はあきらめ
バイトでもいいから仕事先を見つけようと
再度仕事探しをするようになります。

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