料理が得意で飲食店で独立する人が多い。資金があれば開業できる

個人業で 何か事業を始めようとする場合に、
飲食業を始める人がとても多い気がします。
飲食店は
多額の開業資金を必要としますので

お金が問題だと思います。

しかし、飲食業は料理ができれば

割と簡単に開業できるようです。

【飲食店で独立開業しようと思う人は多い】

・メン工場に勤めた時、飲食店をやろうかと考えた

私が、製麺工場に勤めた時の話です。

小麦粉や麺の材料、生メンを
いくつかのラーメン屋さんなどの食堂に
配達していました。
そのうち自分も
ラーメン屋さんか そば屋さんを

始めてみたいと思ってきました。

麺の作り方は、
勉強すればある程度のものはできそうです。

実際に私も工場で
粉からナマメンを作っているのを見ていました。
配達先の食堂では、私達が作ったナマメンを
ゆでて、スープにいれて売っている飲食店はありました。

後はスープやつゆができれば、

私でも食堂ができるのではないかと思いました。

ラーメンでもソバでもうどんでも、
難しいと思ったのがつゆです。

私は、料理を全然知らないし、
製麺工場ではつゆは作りませんから、
どうやってつゆを作るのか全然知りませんでした。

工場の社長につゆのことを聞くと、
「ある程度のものなら、麺つゆは簡単にできる」
というのです。

てんぷらも工場で作って売っていましたから、

製麺工場の社長やその従業員達は、
やる気になれば、すぐにでも
うどん屋やそば屋、ラーメン店を
開業することができる筈です。

製麺工場で働くよりも。
ラーメン店等を自分で始めて
自分で商売を始めた方が稼げる気がします。

しかし、従業員達は、なぜ やらないのかな?

と思いました。

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・飲食業は開店資金が大変必要だ

昔、私は、製麺工場の社長に
次のことを聞いたことがあります。

「社長達は、飲食店に麺を売っているくらいだから、
自分でラーメン屋やそば屋をやれば、
 大儲けができるのではないでしょうか?」
とたずねたことがあるのです。

社長は
「そんなに、うまくはいかないさ」
と言いました。

「店をやるには、お金がかかるからね」
「お店を建てたり、厨房器具とかもそろえたり、
大変な金がかかる」

「場所も商売に関係するから。
麺が作れるからって、
ラーメン屋をやったら必ず儲けられるとは限らないよ」
「自分に合った仕事は、
麺を作ったり、粉を売ったりすることだからな」

と、そんなようなことを言っていた記憶があります。

何十年も製麺工場の社長をやってきた人でさえ
商売は難しいと言っていました。

しかし、飲食業で事業を始める人は結構います。

私が製麺工場に勤めていた時でも、
新規に取引をして欲しいという相談が何件かありました。

そして、いつのまにか
お店がなくなってしまったところもありました。

飲食業は、

開業する人も多いのですが

廃業する人も多いのです。

建設中

【飲食業は、開業も廃業も多い】

・料理ができる人、料理が得意な人、好きな人は多い

私は料理ができませんから、
料理ができる人ってすごいなあと思うのです。
おいしいものをつくれる人ってすごいなあと感心します。

そして、料理に関心があり、
料理が好きな人はたくさんいるようです。

女性なら学校で調理も学んでいるだろうし、
主婦をやっている人なら毎日料理をしています。

料理に関心がある人や好きな人は、
主婦の他にもたくさんいるのです。
ですから、料理の仕事をしている人もたくさんいます

・飲食店の客の対象は、ほとんどの人

楽器屋さんは、
楽器が演奏できる人だけがお客さんの対象になります。

スカートを売っているお店は、お客さんは女性だけでしょう。

ゴルフ用品の販売店の客は、ゴルフをやる人だけです。

客層は業種によって限定的です。

建築士に設計を頼む人は、
住宅を建築しようとする人だけです。
そして、一生に一回かもしれません。
わずかな人達です。

社会保険労務士のお客さんになる人は

会社経営者だけです。
客層は、
かなり狭まってしまいます。
お客になる人の対象を決めることは

商売にとっては大需要です。

そして、飲食店のお客になる人は、すべての人だと思います。

飲食店の場合は
お客さんはすべての人になります。

これは重要なことです。

・料理で稼ぎたいと思う人は多い

料理が好きな人や、できる人は大勢います。

「もし得意なことや自分ができることで、
仕事を始めるとしたら何がいいですか?」
と聞いた場合
料理ができる人がたくさんいるので、
「飲食店」

と答える人が多いと思います。
・自分が、おいしい物が作れる、
・食べてくれる人もたくさんいる。
・食べないで生きている人はいないはずだ。

そうなれば、料理は、
稼げる!
商売になる!と思うはずです。

「食べ物を作れば、必ず売れる!」

そう確信すると得意な料理で事業をしたいと思うはずです。
料理ができる人がたくさんいますから、

飲食店で開業する人はたくさんいるのです。

・多額の開店資金が必要だ。

飲食業を始めようと思うと
最低でも1000万円以上のお金はかかると思います。

お店を建てる場合もあれば、
自宅を
お店に改装する場合や
増築する場合もあります。

中古のお店を買う場合もあるでしょう。

また、貸店舗で内装を改装して始める人もいると思います。

閉店した飲食店のあとを借りてやれば、
始めから調理器具も椅子も机も用意してありますので、
新規開店に比べれば、安く開業できます。

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・飲食業の開業資金は借りやすい

そんな大金がかかる商売でも、
長期返済で借りれば開業はできるようです。

そして、
日本政策金融公庫などでは開業資金を貸してくれます。
飲食業は、お金の調達も比較的できるようです。

建設資金や設備資金が借りられれば
料理で事業をしてみたいという人が
大勢いるので
新規のお店がよくできます。

・飲食業は競争が激しくて、儲からない?

飲食業は、大手企業も参入してくるので
競争は激しいようです。

多くのラーメン店が

いつも混んでいるなあと思うことが多いです。

「このラーメン屋はいつも繁盛しているなあ、
そうとう儲かっているんだろうな」

と思ってしまいます。

しかし、そうとは限らないようです。

飲食店は、材料代や人件費がかかります

そしてお店を建てた場合、その返済で毎月大変だと思います。

お店を借りて営業している場合でも
家賃の支払いはきついのではないでしょうか?

「ラーメンを何倍売れば元が取れるのだろう?」
30万円の生活費を取るには
 何杯のそばを売ればいいのだろうか?」

果たして、そんなにお客さんが毎日きてくれるだろうか?」

値上げをしたくても、
周りのお店の値段に会わせないと
お客さんが来なくなってしまうかもしれません。
色々なことを考えると 

開業に待ったをかけてしまうと思います。

大金のかかる商売を始めることは色々考えなければなりません。

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