面接の時、辞めた理由や志望動機を馬鹿正直に言うべきか?

前職を辞めた理由や
今回の志望の動機を
面接の時に聞かれることがあります。
正直になんでも言えばいいと言うものでもないようです。
相手の気持ちを考えた
大人の会話ができることも必要です。

【面接の時、辞めた理由を聞かれたら】

自分ができる仕事を探して、
20代はいろいろな職業をしました。
辞めては仕事を探す度、前職に書きます。
すると面接の時に
「なんで前の仕事辞めちゃったの?」
と聞かれるのです。
正直に
「自分に向いた仕事でなかった」
思った通りに「嫌な職場だった」

というよりは、

「自分が、だめで、できそうにないから辞めました」

と言った方が感じが良いようです。

面接でウソをつくわけではないけど、
正直に言ってしまうと
どこの会社でも雇ってくれません。
正直に言えばいいと言うものではないようです。

私は嘘をつくのが嫌だし、
相手をだましているようでもあり嫌だったので、
辞めた理由を聞かれたら

正直に言っていた時もありました。

また面接の時に
どういう気持ちでうちの会社を選んだのかと
志望動機を聞かれて、
正直に言っていました。

正直にいうと

面接官がいい顔をしない時もありました。

若かったせいで、
チャンスを逃したこともあるかもしれません。

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【志望動機も正直に言うと雇ってもらえない】

・色々な仕事がしたいというと雇ってもらえない

私は早く自分がずっとやっていける仕事を
見つけたかったのです。
色々な仕事をしてみたい、
自分ができる仕事がしたい
楽しい仕事がしたい
と思ってアルバイトなどをしていました。

だから、実際に仕事をしてみて、

「これはできないなあ」

「ずっとやり続けていくのは嫌だなあ」

と思うと辞めたくなります。

「続かない奴だ」 と思われてしまいます。

働くことが目的でなく
自分がやっていきたい仕事を
探すことが 目的でした。

でも、職をすぐ変えてしまうと
お金が全然ないので

すぐには、辞められませんでした。

一日で辞めた仕事もあれば、
お金も必要なので
これは嫌だと思った仕事でも
ある程度やってから辞めていました。

でも 辞める時嫌な顔をされることが多いので、
できるだけ 期間限定の仕事 を選んでやっていました。

期間従業員のような仕事は
昔はあまりなかったので
雇ってくれる会社を探すのも大変だったし、
辞める時も
辞めることを言い出すのが嫌でした。

・入社したら 一生その会社で 働かなければいけないのか?

採用されたら、
その会社で
一生働かなければならないような感じがします。

働いてみて、

嫌だったり、 続かないと思ったら

できるだけ早いうちに、辞めて

自分のできる仕事をさがした方がいいと
私は考えていました。

早く本職を決めないと

歳をどんどん取ってしまい、
ある年齢になると
どこの会社でも雇ってくれなくなると

言われていました。

だから20歳を超えて やりたい仕事が見つからないと

とっても焦ってきます。

次から次へと色々な仕事をやってみたいと思うのです。

しかし、お試し勤務気分で働く人を雇う側は嫌がります

雇ってやったのだから一生この仕事をやれ、
嫌でも続けろ
というのは無理な気がします。

そんなことは だめだというのは困ります。

仕事は実際にはやってみないとわかりません。

いいと思った仕事でも実際に勤務してみたら
嫌だった、辛かった と思う仕事もありました。

「嫌だと思っても、しばらく続けろ」
「ちょっとやっては、すぐ辞めるなんて・・・ダメな奴だ」

と言われていたのです。

早く自分がずっとやれる仕事につきたいので、
どんどん色々な仕事をやろうと思っていました。

そして すごくあせっていました。

【面接の時辞めた理由、選んだ理由を聞かれる】

・正直に言えばいいというもんじゃない

大人になっていくと
本音と建て前があることに気づいてきます。

面接の時

「この仕事ができそうな気がしました。
でも、嫌だったらすぐに辞めて他の仕事をドンドン探すつもりです。」

「とりあえずお金が欲しいので、
2,3か月やってみようと思ってきました。」

「電気工事士の資格を取るまでの間、やってみようと思います。」

そいうことを言っていると、雇ってくれません。

正直に言ってはいけないもののようです。

逆の立場を考えてみるとわかると思います。

「うちの会社に働きに来るのは、
社会経験のつもりか、
ちょっと働くだけのつもりで来るのか」
「俺は真剣に この仕事やってんだぞ」、

「そんな軽い気持ちで来られたんじゃ、たまったもんじゃない!
馬鹿にしてるのか?こいつ」

そう思われそうです。

「自分にできる仕事かどうかやってみますが、
嫌だったら すぐに辞めるつもりです」

そんなことを言われたら
面接する会社はどう思ううでしょうか?

例えば、
上機嫌で新品の洋服を着て見せに来てくれた友人が
「高かったんだぜ。欲しくて金貯めてやっと買ったんだ」、
「どう? かっこいいだろう?」

そう言って
うれしそうに、私に一番に見せに来た友人に

「その服、かっこう悪いなあ」

「だっせーっ、安そう」
「すごく、似合わないね」

などと正直に言えません。

うそでも「かっこいいよ」と言ってやるべきです。

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面接の時も
「この会社にかけてみようと思っています」

「この仕事なら今度こそ、
やって行けそうだ、やってやるという意気込みで参りました。
どうぞよろしくお願いします」

と言うべきだったようです。

そして 短期で辞めるつもりでいたとしても、

働いてみたら「これぞ求めていた仕事だ!」
と思える仕事かもしれないのです。

やってみなければ
自分ができる仕事かどうかわからないのです。

自分は正直者だからと思って
なんでも言うこともないようです。

正直に言うことが、結果的に
相手の仕事をけなすようなことを
言ってしまうこともあるのです。

【前職の退職理由を聞かれたら】

友達が退職した時 よく言っていました。

「社長が馬鹿で、威張り散らして、
くだらない命令ばかりするから、
もうほんとうに我慢できなくて、辞めたよ。」

とか
「嫌な奴らばかりで、あんな会社にいられるかっ!」

次の会社の面接の時、
そう言うことを正直とはいえ言ってはいけません。

入社の面接にいくと
以前の会社を辞めた理由を聞かれます。

「嫌な奴らばかりで、あんな会社にいられないと思ったからです」
「上司が威張っていて、嫌だった」

そう言ってしまうと、

  • 職場の人達と仲良くできない人と思われてしまうし、
  • 社長や上司の命令を聞けない人と思われてしまいそうです。

そんな時は
「自分が会社の役に立てず、迷惑ばかりかけてしまったので、
いづらくなりました」
と言った方が受けがいいような気がします。

ウソでもいいから、
自分が悪くて辞めたと言った方がいいようです。

それが大人なのかもしれません。
世話になった会社の悪口を言う人は信用されません。

転職を繰り返していると、
辞める時や転職の面接の時に
正直に何を言うべき
か悩むことが出てきます。

すべて正直に言うことが
良いことでない場合もあるようです。

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