中高年の転職と引越は辛すぎる。心も体もストレスでおかしくなる

【転職と引越の二重の負担】

自分が今住んでいる田舎にいい仕事がない為に、
都会に引越して行って新しい仕事を探すとか、
今よりも高い給与をとる為に、
どこかの地方に引越することを
考えている人がいるのではないでしょうか?

若ければいいです
また、
どうしてもやりたかった仕事がやっと見つかった場合には、
どこに住もうが関係ありません。

どんどん色々な場所に行くべきだと思います。

住む場所なんか気にせず、
やりたい仕事の為ならどこにだって行くべきだと思います。


しかし、やりたい仕事があるわけでもないのに、
ただ 都心に引越して行けば、いい仕事にありつけるとか、
お金の為だけに、他の地方に移り住むような場合で、
自分が歳を取っていたらよく考えてから行動すべきです。

行かない方がいいというわけでなく、
中高年になっていたら負担やその後のことも考える必要があります。

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【転職と引越による精神的負担に年齢的に耐えられるか】

・引越の負担を考える、

他の地方にある会社
転職することが決まったとします。

その地域に引越をする場合で
再就職先の会社の寮に入る場合であっても、
アパートを見つけてもらった場合でも
こちらにある荷物をまとめ、
新しいところで生活する為の荷造りを
しなければならないのです。
その作業は肉体的に疲れます

不安もあり
長年住んだ場所を離れなければならない
しさびさもあるからかもしれません。
疲れます。

これが希望に満ちた若い時や
長年探していたどうしてもやりたかった仕事で
ウキウキな場合なら別ですが、
そうでないのなら大変疲れます。

引越する為に、
洋服や日用品、食器、冷蔵庫、こたつ又はテーブル、棚などの
引越の準備をしなければなりません。

中高年になったら家族や友人に手伝ってもらうか、
誰も知り合いがいなければ、
引越業者に頼まないと疲れ切ってしまいます。

・引越先で荷物の整理で体も心も疲れる

そしてこちらの出発の準備だけではありません。
新天地に到着したら、
そちらで引っ越しの荷物の整理や
新しい生活の準備があるからのです。

会社の寮だと辞めた時に出ていかなければなりませんから、
その時どうするのでしょうか?
また通常転職先の会社が決まってから
引越することになるでしょうが、
アパートのあっせんを会社がやってくれないと大変すぎると思います。

アパート探しもしなければならないとなると相当大変です。
引越慣れしていれば別ですが、これも疲れます。
その街の、どこに住んでいいか分からないし、
交通事情もどんな地域かも分からず、
安いからいいやと面倒になり、
あせって決めたアパートにずっと住むことになります。

ミュージシャンや役者を目指して、
単に東京に出てきた有名人の話を聞くこともありますが、
そんなことは無理です。

・引越先で新生活の準備、

新しいアパートに着いたら、
荷物を降ろし片付けた後、
近所にどんなものがあるか探索しなければなりません

会社が始まる前に色々調査が必要です。
家のセットもしなければいけないのです。

引っ越してきたままで、荷物を押入れに入れっぱなしで
次の引越まで開けなかったということもあります。

初出勤の日までに
会社に来て行くシャツや背広、靴などを用意し
棚、テーブル、日用品、茶道具などを出しておかなければなりません。

今はエアコンがあるアパートが多いので
冷暖房の心配がないのはありがたいことです。

無ければストーブや扇風機は持っていくか、
新しく買うかしなければなりません。

電気屋を探して店に行くのは大変です。
ホームセンターを探して自転車を用意するといいです。

奥さんでも一緒に来てくれなければ大変です。

引越先での食品を買う場所、
通勤の為の交通手段の確認もしておく必要があります。
特に食事のことは重要です。
スーパー、弁当屋、定食屋を確認しなければなりません。
慣れない場所で生活することは大変です。


【もし戻ってくるつもりなら】

就職の為に引っ越しして行っても、
いずれ故郷に戻ってくるつもりがある場合
田舎に自宅があれば帰ってこられますが、
自宅がなければアパート暮らしになります。

アパートを借りるにも敷金や手数料がかかるし、
戻ってくる田舎に
仕事先が見つかっていないと借りられないかもしれません。

アパートを借りる場合保証人は必要な場合が多いです。

田舎に自宅がないと
出ていったら、戻ってこられないかもしれない
という覚悟は必要になるかもしれません。
また、相当の貯金も貯めて帰ってこないと
生活ができないと思います。


【中高年での再就職だけでも大変なのに】

引っ越しが終わって、
新しい会社に出勤すると、そこでは中高年の新人です。

その会社では、新入りになるので全員が先輩になります。

新しい仕事を覚えなければなりません。

やること、見ることの多くが知らないことばかりで疲れ果てます


先輩や上司に神経を使い、
覚えないと怒る人もいるし、
やさしい人がいればいいですが、
すべてにおいてペコペコしていなければならないのです。

あれもこれも新しく覚えることが多く先ず先輩の名前、顔を覚えて、
会社に来たら、先ずこれをして、あれをして、
しかしそれはしてはいけないとか
これはこうするとか

分からないことがあったら 彼に聞けと言われています。
その人が面倒みのいい人ならまだいいです。

まれに嫌がる人がいて、
怒らせたくないから下手にでなければならず、滅入ります。
しばらくは疲れます。

そして中高年からの転職で、
最初辛いのが、年下の先輩ばかり の場合です。
偉そうにする年下もいます。
都会は年齢は関係ないようで、
小僧見たいな奴でも職場では先輩や上司の場合、
エラそうにしてきます。

平気で ○○君何て呼んできたり、
呼びつけにしてくる奴もいますから、びっくりします。

タメ口、友人口調でムカつく言葉遣いをしてくる
年下の上司もいますが
我慢しなければなりません。
こちらは、新人です。
あちらの方に、仕事を教わる身分で、
指図を受ける立場ですから。
家に帰っても、周りを見ても家族も友人もいません。
愚痴をこぼす人もいないのです。

地元ならあの生意気な奴のことを誰かに聞いてみよう、
どんな奴なんだと他の友達にも聞けます。
相談もできます。

また、街並みも見慣れないところで落ち着きません。
知らないところなので、
仕事の帰りにどこかによりたいと思っても
勝手がわからず何を探すにもストレスになるのです。

仕事が終わっても、街でも新入りなのです。

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【中高年で引越してまでする転職は辞めた方がいいかも】

そういう肉体の疲労と精神の疲労に耐えられないと思うので、
中高年になってから、
知らない土地に引越して、
新しい会社に転職することは、
よく考えなければならいないと思います。

一時的にお金が必要とか、
なんとなくやってみたい仕事だからとか、
都会に行けば仕事があるという目的がしっかりしていない場合には、

今住んでいる所、地元で
就職先を探した方がいいのではないか と思います。
歳を取って、新しい仕事場で中高年が新人社員として働くこと自体が
精神的に辛いのに

住まいも変わってしまうことは、
かなりの疲労が生じます

体力が落ちている年齢ですから、心も体ももちません。

お金もたまらず、
住まいもなくなってしまうことになるかもしれないのです。

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