何もできないが起業したい。人を動かす力があれば事業はできる。

【自分は作れないし技術もないが、起業したいが 】

・作る、修理、なおすなどの技術者や資格で起業する時は/
料理屋、接骨院、修理屋、印刷屋、建設屋など
自分が何かを作ることができると それで会社を設立することができます。

多くの会社や個人業者の経営者たちは
自分で物を作ったり、直したりすることができるのです。
ラーメン屋、釜飯屋は、おいしいものを自分で作ることができます。
自動車修理屋は、自分で車を直すことができます。

整体師なども自分が施術ができて、人の体の痛みをいやしてくれることができる人です。

自分が、資格を持っていたり、作り出せたりする技術がある人は、
自分のお店を持つことができるのです
では、自分に、技術がない人や資格を持っていない人は、

事業を経営することはできないのでしょうか?

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【資格がある人を雇えばいい】

・国家資格者が経営する場合や必要な場合

社会保険の事務代行、行政許認可の事務代行、
捻挫や打ち身などを回復させることを仕事とするには、
労務士や行政書士、柔道整復師などの
国家資格を持った人しかすることが許されません

資格をとってからしかるべき手続きを経て事業を行うことができます。
資格を持った人にしか出来ない事業もあります。

また不動産屋をやるには、宅建取引士という資格を持った人がいなければいけません。
個人業で開業する時だけでなく
会社で不動産業を始める時も宅建取引士が必要です。
社長自身、事業を始める人自身が、宅建取引士の資格を持っていない場合であっても
従業員の誰かがもっていれば不動産の事業を始めることはできます。

自分に資格がなかったり、技術がなかったりしても
その仕事で起業することはできます。
できる人を雇えばいいのです。

ある不動産屋の経営者は宅建主任者の資格は持っていませんでした。

しかし、その奥さんが持っています。
そのおかげで不動産業を営むことができていました。
旦那さんは、法律事務を行うことは苦手です。

交渉して値上がりそうな土地を買って、売ることが得意です。
出来ないことは他の人に任せて、
自分ができる得意なことで成功する人もいます。

・理容師の資格を持っていない美容院の社長

会社形式で床屋をやっていた人がいました。その社長は理容師ではありません。
自分は髪をいじれないのです。
年上の奥さんが理容師でした。奥さんが散髪していました。

お店を3つも作り、のちに娘達に譲りました。
周囲の人達の中には「社長は、すごい床屋だ」と思っていた人もいたようです。
実際は理容師でないのです。
美容師達をうまく使ったり、経営の仕方が上手だったようで、
当時従業員も20人近くいた大きな美容院だったのです。

お店の名前や店構えもかっこよくかなり繁盛しました。
できる美容師の従業員がいたようで、
その人が辞めると売上は下がっていったようです。

そして、この社長は性格が悪く従業員の給与も最低で人使いが荒く、
どんどん人が辞めてしまいました。

最後は家族だけになってしまいましたが、
金銭面のトラブルが多い美容院らしいです。
内情を知っている人に聞きました。
もう少し従業員のことを考えてあげれば
経営が上手なのだからもっといいお店にできたのではないかと思います。

考えてみれば多くの会社は、何かをできる人を雇ってそれで稼いでいます。
自分ができなくても、できても関係なしに経営ができるものも多いです。

資格がある人や技術がある人、できる人を雇い、
仕事を取れれば、それで稼げるのです。


【自分ができなくても起業できる】

・人と人をつかげる能力も技術です。

自分が技術者でなくても、 資格者でなくても、
自分には作ることも修理することもできなくても
できる人に作業してもらえば仕事ができます。

できる人を従業員にしてもいいし、外注として働いてもらってもいいわけです。
ボクシングなどの興業の仕事や、お見合い業の作業も
人と人をつなげる仕事です。
企画力や、仕事を取る能力、人と人とをつなげる能力も、「技術がある」と言えます。

そう言うものは資格試験もなく、テキストも市販されているようすもないようです。
真似できません。
その人独自の技術ですから、人を使う能力を持って起業してもうまくいくかもしれません。

・できる人は威張る

大工さん等の職人は仕事ができると威張るらしく、
工務店の経営者が困っていたことがありました。

昔は大工仕事ができると威張っていても仕事があったので、
そこの大工さんたちは威張っていたそうです。

大工さんやトラックの運転主は高額所得でもあり、
憧れの仕事の一つだった時代もあったようです。
稼げる職業の人は威張った人も多かった時もありました。

その為、大工さんの機嫌をとり、いい仕事をしてもらえるように
知り合いの工務店の社長は頑張っていたそうです。
大工さん等の職人さんを上手に使うことが、
「良い建物をつくるための技術」になると思います。

そういう良い大工さん達の能力を引き出し、
うまく仕事をやってもらえるような気の配り方をし、
言葉遣いに気をつけ、仕事がしやすい環境を作ることは工務店に必要なようです。
そういう心づかいができる為、お客さんを取る技術も持て、
周りの人に反感も受けず、うまく経ちまわることもできます。

自分に技術がなくても、作業ができる人や物を作りだせる人を
生かすことで、 事業ができるかもしれません。

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・自分に技術がなくても、簡単なものならできるようになる。

自分には技術も資格もないと思っていても起業したい場合もあると思います。
自分で、何かを作れたり、技術があったりしないと
事業を始められないと思っている人もいるかもしれません。

しかし、そんなに難しい技術を必要としない仕事もたくさんあります。

掃除屋さんとか、軽貨物運輸、ラーメン屋などの飲食店でも、
できる人に教われば短期間のうちに
ある程度の作業ができるようになる仕事もあります。

自分が何か事業を始めたくても、
それを作りだす知識も経験もなくて悩んでいる場合には、
できる人に教わりに行くとか、実際に働いてみることがいいのです。

少し教わって、実際に作業してみればできるようになる仕事もあるので、
起業したい場合には、
未経験者の為の研修があるフランチャイズに問合せてみるといいです。

≫関連記事 フランチャイズ徹底比較。フランチャイズで独立開業

ラーメン屋、タコ焼き製造販売、家具やガラスや靴の修理など
作り出したり、修理したりする技術もいい研修を受けると
短期間で習得できるようになるようです。
やってみなければわかりません。

もんじゃ焼き屋を開店した60代の女性も、飲食業は未経験でした。
自分で研究したり食べ歩いてたりして仕事を始めました。
≫関連記事 60代女性、再就職よりも、飲食店・もんじゃ焼きで独立開業

その人以外にもサンドイッチのファーストフード店の経営をした20代の女の子でも
アルバイトで始めて事業主になったのです。

靴の修理業をやっていた人に会ったことがありますが、
フランチャイズの研修で個人業者になりました。

自分に知識がないから 起業をあきらめそうなら
できる人に協力してもらったり、
フランチャイズで研修をうけて技術を習得したりして、
起業を考えてもいいと思います。

技術を持っている人を探して協力して起業してもいいし、
フランチャイズで研修を受け、起業してもいいと思います。

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