【ワープロ・パソコンができるので再就職できた女性】
・ワープロを教える仕事をしていた女性
知り合いの中年の女性で、
ワープロソフトを教える仕事をしていた人がいました。
まだパソコンが普及される前に、短大時代の授業で
ワープロの操作方法をやったそうです。
タイプライターや、ワープロの操作ができると
女の学生の就職は、当時有利だったようです。
その通りでした。
その人は、ピアノを子供の頃からやっていたので
ワープロの操作もすんなりとできたようでした。
短大を出た後の就職先は
ワープロソフトの指導をする会社でした。
その後、ウインドウズパソコンが出て、多くの人が、
これからパソコンを覚えなければならない時代になったのです。
1990年代後半からは、
多くの人がパソコンを覚えるのに必死でした。
企業も一斉にパソコンを使い始め、
会社員はパソコンを覚えなければならなくなりました。
請求書の作成、社内文章、FAXで送信する際も
メールになり、ワープロの能力を必要とされました。
その頃、彼女はワープロソフトを教えていましたから、
その波に乗って 仕事は大変忙しく、
給与もよかったらしいのです。
ワープロを教えられる程パソコンができる女の人は、
あちこちの会社からも誘いがあったようです。
時代が合えば仕事はあり、給与もいいようです。
会社がコンピューターを数台買い、
社内教育として、パソコンを覚えることになりますが、
パソコンの操作は、
ワープロ入力と同じようなことなので、
ワープロができる人だと、ウインドウズの基本操作を覚えれば、
ワープロの指導はすぐにできるようになります。
ワープロソフトを開かせれば、
いつもやり慣れたワープロの操作方法を教えればいいのです。
依頼された会社に行ったり、
どこかの会場を借りたりして主に企業相手に、
ワープロの基本操作、見本となる請求書などの文章作成を
教えていました。
ちょっと前まで、ワープロの操作ができると
かなり稼げたようです。
実際に私でさえ目上の方から
パソコンを教えてくれと 依頼が来たこともありました。
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・退職した後もワープロの仕事が来る
今となってはもう誰でもワープができますから、
ワープロを教えてくれという企業はだいぶ減ってきたようです。
子育てがあるので、家庭に入り主婦をやっていたのですが、
昔の仕事関係者から
ワープロ作業の内職の仕事が来るようになりました。
会社等のパンフレットや、
これから出そうとする商品の広告や
イベントなどの広告を作成するのが仕事です。
家にいてもバイト収入が取れるようになりました。
時代にあった仕事に最初のころからたずさわっていると、
その後も仕事が取れるようです。
先駆者の利益と言うものでしょうか、
良い波に乗ったようで、
会社を辞めた後も仕事が取れていました。
・その後に就職の話も来た
彼女の住んでいる町に大手のパソコンソフトの保守・操作指導を請け負っている会社の支店がありました。その支店が廃止することになりました。
そこの地域にいくつか、保守契約している会社があるので、
彼女に担当して欲しいと依頼がきました。
正社員で指導員という立場で誘いがあったのです。
しかも近くの支店は遠いので週に何回か行くだけで、
後は自宅から近くの契約している会社に
指導や相談に行くだけでいいと言うのです。
給与も納得できる金額で
仕事内容もワープロができれば、
基本操作はなんとか覚えられるようでした。
ワープロが教えるほどできるということは、
今の時代にあった「手に職」があるということで、
最初の時期にやっていると人脈もあり、
教えてきた経験がたっぷりあるのでいい仕事に付けることもあるのです。
【パソコン教室で独立開業した女性】
・パソコン教室を経営している40代女性
この女性の経歴はしらないのですが、仕事で表計算ソフトの特殊機能をつかった契約書の作成をする講座を受講した時の講師でした。
インターネット関係の講座、表計算ソフトの操作や図面のソフトの講習を、
一般の人や企業に教えています。
最初は、指導の従業員さんかと思っていました。
話し方はてきぱきとして、
パソコンソフトのことは熟知している感じで、機敏なのですがちょっと冷たい感じがしていました。
もう少しやさしくしてもいいような気がしましたが、
そうした方がいいようなのです。
やさしくしていると、
いつまでも生徒が自分で覚えようとしないからです。
パソコンの教室はたくさんあって、チェーン店や、
フランチャイズのパソコン教室もたくさんあり
競争が激しいです。
初心者向けのパソコンの操作方法、
インターネットの仕方、
ワープロ・表計算ソフトの操作方法を教えています。
また上級者向けの表計算ソフトや、
図面のソフトの操作方法も教えているようです。
この人が教えているのは、
主に業務用の表計算ソフトの操作方法や
特定の図面ソフトの操作のようでした。
競争のパソコン塾があるのにも関わらず、
経営し続けられるのは、
お客さんが、 一般の人よりも
特定の会社員、建築業者、不動産業者が多いから なのかもしれません。
対象が業者ですと特殊だし、
定期的研修に利用してもらえます。
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