【部下に嫌なことを言うと問題になる時代】
会社では、従業員同士が、
嫌なことを言ったり、辛いことをされたりしたら、
上司や人事課に相談すると
解決してもらえることがあるようです。
パワハラ、モラハラという新しい言葉があり、
問題視されているようです。
昔は、会社で嫌なことがあっても、
いじめられるようなことがあっても、
それは当たり前でそれに耐えていかなければなりません。
また耐えられた時代でもあったのかもしれません。
しかし、幸いなことに
企業は、そういう社内の人的トラブルに敏感になっていて、
特に女性社員に対してははれものにさわるような感じで、
女性社員を大切にしている企業も多くなってきているようです。
今の時代は 女性従業員が、
嫌がるようなことをしたり、
女性社員をいじめるようなことがあったりしたら、
又は、していると思われただけでも
男性社員は、厳しい処分があるようです。
職場でも 男の居場所はなくなりつつあります。
悪気がないからと言って、
何を言ってもいいわけではないことを
しっかりと、おじさんたちは覚えておかなければなりません。
もちろん おばさん上司もです。
スポンサードリンク
【おじさん上司のセクハラ・パワハラ発言を事課に相談】
・上司に嫌なことを言われ続けていた女性事務員の苦悩
40代前半の独身の女性事務員さんの話です。
同じデスクワークをしている年配の上司が
嫌がらせをしてくるらしいのです。
その女性が、何か その上司の思い通りにできないことがあると
「だから結婚できないんだ」と言うらしいのです。
その女性は その言葉を嫌がっていました。
これはセクハラになるようです。
以前は結婚したいと思っていたらしいのですが、
最近は、独身でいる方が気楽でいいのかもしれない
と思うようになって来たそうです。
それでも、仕事でミスしたわけでもなく、
上司の気に入った処理ができないだけで、
「気が利かない、気が回らない
だからまだ一人なんだ」
と言うのだそうです。
モラハラと言うものもあるのかもしれません。
その他にも、いじめるようなことを言うとのことです。
・おじさん上司のセクハラ、モラハラ発言が苦しい。
しかし、その上司は、会社での評判は悪くない そうです。
その上司と相性が合わないのかもしれません。
その女性にとっては、そのおじさん上司が
とても嫌な存在らしいのです。
「もう、○○のことを思っただけで、
イライラして、ああ考えたくない」
と言って頭をかきむしります。
会社を辞めたいと思うのですが、
求人誌を見ても
今と同じような仕事で、
今と同じような給与をとれるところはないそうです。
「給与は下がってもいいから、もう辞めようかなあ」
と外部の知人に相談しているのです。
その知人が
「辞めるつもりがあるなら、
その上の上司に相談してみたらいいのではないか」
と言ってくれました。
そうかと思って、すぐに本社の人事課の人に、
意地悪を言われておかしくなりそうだと相談したのです。
すると、2,3日たって
ピタッ と そのおじさん上司が
嫌なことを言わなくなったそうです。
仕事の話は今まで通りですが、
以前よりも話かけてくる口数も減ってきたそうで、
それはその女性に取っては都合がよく
嫌いなおじさん上司に嫌みも言われなくなり、
話をすることも減ったのです。
よかったそうです。
「ああ、言ってみるもんだ」
後でわかったのですが、本社の人事課の人が
そのおじさん上司に言ってくれたらしいです。
・嫌なことをいっている意識がないおじさん上司
部下の女性の婚姻問題や
辞めたくなるほど嫌なことを
言ってはいけないと指導されたようなのです。
セクハラ、パワハラ、モラハラ発言はしてはいけない
と注意されたようです。
今は、女子従業員に対しての言動によって
問題を起こすと会社からの評価が下がるのです。
もともと社内の評判が悪いおじさん上司ではなく
物わかりのいい人だったそうです。
その上司も、自分が嫌われていると思っていなかったようで、
反省しているらしいことを、他に従業員から聞いたそうです。
知人によると
その女性は、プライドがとても高く、きつい性格の女性で
こちらの方が問題があるような感じだと言っていました。
私は、直接その人達のことを知らないので何とも言えませんが
悪気がなくても相手にとっては、
苦しいことなら言うべきでないようです。
たとえそれが、態度の良くない女性であっても、
プライベートなことを持ちだして注意をしたら
それは注意でなく
セクハラやパワハラになってしまうようです。
「変わった人にはかかわらない方が良い」
と言う人も増えてきました。
だから 変な人は、注意もされることがなくなり、
余計に言いたいことをいい、やりたいことをやって
人に迷惑をかけてしまうことが
増えてきたのではないかとも思えます。
いいような、悪いような時代になったような気がしました。
一応これでその女性は今の職場に勤められています。
【不真面目なパートに注意の仕方が悪いと言われ、飛ばされた人】
・不真面目なパート女子従業員に対する指導
ショッピングモールの中にある
割と大きめな売り場の洋品店での話です。
本社は都会にあって、そこは地方の販売支店です。
30代から40代の女子パートが数人と、
30歳前後の男女の従業員がそれぞれ数人いる売り場です。
30代位の男子従業員の何人かが
責任者となって運営しています。
その男性社員が、
30代から40代の中年にさしかかった
女性のパートさん達の指揮をしています。
しかし、中年の女性の何人かが、
若い男の社員を馬鹿にしているようで、
彼らの支持を聞いてくれないそうです。
その男子従業員は、上役達に言われた通り業績を伸ばすために
その中年の女子パート達に指示する のですが、
話していたり、遅刻したり、お客さんが来ても
接客もしないので困っていたそうです。
他の従業員のように
倉庫から商品を出しに行くふりをしては
さぼっていることもあるそうです。
30代の男子社員が
そういう不まじめな態度に対して
ちょっと強い口調や感情を込めて
注意をすることもあったようです。
スポンサードリンク
・きちんと注意しどうした方が、悪いとされる
いつも注意を受けていて、
その4人の中年女子パートは、腹を立てていたのだそうです。
連休などが続くと忙しく、社員達はお互いにイライラします。
そんな中でも他のパートさんや社員は一生懸命に働いているようですが、
4人位のパート女性はよくおしゃべりをします。
「立ち話をぺらぺらしてさぼっていないで、手を動かして!」
「お客さんに挨拶ができていないよ!」と言ったらしいのです。
当たり前のことです。
僕ちゃん みたいな若者に指示されていて
普段からよく思っていなかったらしいのです。
そのことに腹を立て、強い盛りの女性の4人が、
この若い男性社員に文句を言われたことに我慢できず、
本社に、苦情電話を入れたらしいのです。
指導が悪い、
強く言いすぎる、
感情的だ
不愉快だ
というような内容だったらしいのです。
そのことを鵜呑みにした、本社の上役達は
男子従業員(支店長逹)に、事情を聞かないまま、
支店長一人をどこか他の地方へ配置転換させてしまいました。
中年女性達が悪いと、その売り場で働いている人はわかっています。
その後も、その中年パートの人に注意をした男子社員が、
また飛ばされてしまいました。
本社の上役が、
どういうわけかパートの中年女性の言うことを
すんなりと聞いてしまうのです。
もう他の社員は、怖くて何も言わなくなってしまい、
その中年女性達は気楽にパートを続けているそうです。
そんな会社もあるのかと?
「本当におかしいんです。正しいことをした人が、
罰を受けたように飛ばされて
悪いことをしているパートのおばさんの方が
優遇されているんですから」
みんな、「おかしいよ」って言っています。」
そこで働いている知り合いの女性が言っていました。
さぼり癖のある中年女性の悪態を見ていて、
他の従業員達もいらだっているそうです。
スポンサードリンク