【内気な性格で 人脈も知合いもできない】
社会人になると、何かの会に入ったり、親睦会に出たりして
色々な人と出会い、知り合いを作り、人脈を作り、
仕事に役立てるようにしなければなりません。
こんなことを、この歳になってもまだできないのです。
知り合いの勧めで、事業主等が集まる会合に出ました。
会議室で講義のようなものが終わると、
親睦会とか懇親会とか称した食事会が始まったのです。
8人掛け位の丸いテーブルがいくつも並んでいて
ボーイさんが、「どうぞおかけください」
と椅子に座るよう手招きしてくれました。
自分から席を決めると、
人の来なそうな席とか、知人の隣とか
おとなしそうな人の隣を選んで黙っているのが
いつもの私でした。
今回は頑張ろうと思っていたのです。
知人とは、離れた席にかけました。
知らない人ばかりの席になってしまいました。
知らない人の中は苦手ですが、
こんなときこそ社交的になって、
誰か知らない人と、話したり、
知り合いになるべきだ と頑張りました。
スポンサードリンク
【頑張って社交的になろうとしても、知らない人とは話せない】
私の右隣の人は、60代位のおとなしい男の人でした。
おとなしそうな人になら、話かけられます。
せっかく、話かけても、対して話返してくれず、
反対の席の知り合いらしき人とばかり話していました。
左隣は、大きな指輪をした中年女性でした。
一見して、気が強いとわかりました。
顎をツンと上にあげて座っていて、表情でわかります。
私の苦手な人センサーが、感知しました。
しばらくすると、その女性は、
左側の中年の男性に対して
偉そうな口調で話し始めていました。
「やっぱりなあ、気が強そう」
苦手だ。
内気な人なら分かってくれると思います。
来るんじゃなかった。
この会合は、経営者や
どこかの上役などの人ばかりが来るような会合です。
勇気を出して社交的になろうとしても、
「 結局できないんだよなあ。」
知らない人の中に入り込むのは、気を使ってすごく疲れるのです。
「これは帰ってから、頭が痛くなるんだろうなあ」
といつものように弱腰な自分が出てきました。
これじゃ人脈なんか できっこない
・せっかく挨拶に来てくれるのに断る私。自分から進んで挨拶に行ける人
こういう時は、黙ってもくもくと食べるしか私にはできません。
すると、ワインなどをつぎに誰か来てくれます。
「どうぞ」と言って、
私にアルコールを勧めてくれます。
しかし、私はいつも、そのせっかくの行為を断るのです。
「すいません。アルコールは全然飲めないんです」
全く飲めない私は、こういう会合がほんとに苦手です。
せっかくお酌しに来てくれるのに、断るしかないのです。
来てくれた人に、申し訳なく思います。
今は、「じゃ―」と言って
ウーロン茶を入れてくれる時代でよかったのですが、
昔は、
「なに?飲めないの? 大丈夫だよ!」
と言って無理やり飲ませようとしてきたり、
「ああ、そう!」
と、不機嫌になる人がいて、嫌でした。
そういう経験があったので、
親睦会のようなお酒が出る席は、行きませんでした。
このままじゃいけない、
と思って、知人に社会人の親睦会に誘われたので、
何とか頑張って社交的なところに出向こうと、
前向きに頑張ってここに来たのです。
でも苦しいですね。
若い時のコンパでも、よく浮くタイプで、
ひたすら食べたり、
ジュースを飲むだけで
知らない人と話すことができないのです。
じっと、黙って席に座っている時間は
とても辛いですよ。
早く食べると時間が余るので、
無理にゆっくり食べて時間稼ぎをするのです。
何か、飲み物を持ってお酌にいったり、
自分から、名刺交換に行けばいいのですが、
どうもできません。
自分の席に座ったままです。
内気な人はこういう人が多いのではないでしょうか?
・高級品を一つ身につけて親睦会に行くといい
知人は、お酒が飲めるので、
ついだり、つがれたりして、慣れた感じで、
どんどん知らない人の中に溶け込んでいました。
周りの人も、名刺交換などをしていて、
会場は社交の場所になっています。
エネルギーがあって、声にもハリがあり、
自信にも満ちているような人は、
きっと仕事はできるし、
稼ぐんだろうなあと 思ってしまいます。
持っている時計も、有名ブランドのものだとわかりました。
私は、出席者達の、時計のロゴマークを一生懸命見ていました。
王冠のマークとかブランドのロゴマークの入った腕時計をしている人も多いです。
高い物を身に着けると自信が付く と
何かの成功本にかいてあったことを思い出しました。
何か高級品を一点身に着けていけば、自信につながるし、
他の人も、高いものを見ると
この人稼ぐのかなあ、仕事ができそうだ
と思うものらしいです。
でも、腕時計とか、タイピンとか
そんないらないものに大金をかける余裕なんてありません。
その余裕が、仕事ができる人なんですねきっと。
先行投資なのでしょうか、
でも回収できる自信が私にはありません。
当然、知人も何十万円もする時計を持っているようですし、
履いている靴も高いようです。
当然スーツも、私とは値段が絶対に違うと思います。
ああ、考えていたらみじめになって来ました。
こう書いていると
かなり自信のない、仕事ができそうもない自分に
気が付きます。
スポンサードリンク
・仕事関係の場所でも、趣味の話で会話ができる
じっと座っていたら、私と同い年位の人が話かけて来てくれて、
名刺交換してくれました。
もと公務員で、人事関係についていけなく辞めた人です。
今はコンサルタント業をしながら、
他の仕事を立ち上げる勉強をしている人です。
ちょっと愛想のない怖い感じのひとでした。
名刺にいくつかの武道の有段者であることが書かれていたのです。
趣味がおなじフライフィッシングで、
趣味の話でずっと話をすることができました。
お互いに釣りに行く場所も、同じような所が多くあり、
お互いの道具のことや、釣れるポイントや
最近の釣果について楽しく話すことができました。
この人も積極的な人で、他にも自分から色々話かけていました。
元役所仕事の人だったので、
ニコニコした営業マンタイプではなく、
武道をやっているせいか
ブスットした表情で、
会話のやりとりも上手な感じはしないのです。
努力して、挨拶周りをしているぎこちなさを感じました。
この人は、この後しばらくたって、
大きな団体の役員になり、
他の会に私を誘ってくれて、
私の仕事に役立てるような人達を紹介してくれたのです。
・親睦会で、仕事場でも、趣味の話で人脈ができる
趣味で知り合いが作れることはよくあるようで、
ここでもフライフィッシングの趣味は役に立ちました。
社会人はゴルフをやるといいと言われていますが、
私はゴルフが好きでなく、ゴルフをやるお金もありません。
少ししかないお金で何かを買うなら、
楽しめるものにかけたい のです。
好きでもないゴルフをやって
不機嫌でいることになると
余計に知り合いはできません。
楽しめる趣味で、機嫌よく人と接していれば、
仕事に関係する人脈や、知り合いもできるのです。
趣味は仕事にも役立ちます。
スポンサードリンク