転職時、給与も寮も話が違う。引越して来たのですぐに辞められない

【 面接の時に聞いた給与や労働条件と話が違う】

・今の仕事に満足しているわけではないが、

今勤めている会社や、今やっている仕事で満足していることはあまりないと思います。
まず、給与の面で、もっと欲しい、もっと稼ぎたいと思います。
仕事自体も、もっといい仕事をしたいとか、もっと大きな仕事をしたいと思うことも多いです。

若い時なら、自分を試してみたいことや、
新しい仕事にチャレンジしたいことがあるのではないでしょうか?

そうは思っても、実際には転職はしないで我慢できるうちは我慢していると思います。

辞めるほど不満ではなく何とか我慢していると、
知人で転職した人がいて、
給与が上がったとか、前よりも待遇が良くなったと聞くと
自分も転職を考えることもあります。
給料、仕事の質、待遇などに不満が無い人は少ないと思います。

身近な友人が転職に成功したから、自分ももっと給与のいい会社に転職したくなります。

話だけでもと思い転職先の会社に面接に行き、転職の理由をきちんと説明したとします。

給与がもっと欲しいから、今の給与ではやっていけないから、
仕事のやり方が自分には合わないから、労働条件が厳しすぎるから
と伝えます。

それを理解してもらった上で、転職した場合でも、いざ新しい職場で働いてみると、

面接の時に聞かされていた給与よりも低かったり、労働条件も違うことがあるのです。
「こんなんじゃ、前の会社と一緒だ」
「いやむしろ前より悪くなっている。」

と何かだまされたような気がします。

それでも急には辞められません。
きちんと面接の時に、転職の理由も話したし、社長も理解してくれたと思いました

それなのに なんでだ!

友人はうまく転職できたのに、自分は何でこんな目に合うのかと悲しくなる転職もありました。

「話が違うよ」と思うのです。

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・電気工事士で給与の話が違うのは、経験に問題があったから

電気工事の仕事をしていた知人がいました。
実家から離れた県で1人暮らしをして働いていました。

電気工事士は資格と経験があれば仕事先はあったので、
いずれ親元に返ってくるつもりで
他県に行って見知らぬ街で電気工事の仕事をしながら
他の地方での暮らしをしてみたいと思っていたのです。

一人暮らしをしているとお金が全然貯まらないのです。
何年かよその土地で働いて、一人暮らしや他の地域の様子もわかり、
納得したようで、
お金を貯めるとか結婚を考えてとかマイホームのことも考え、
実家に帰ろうと思いました。

その為、地元の電気工事会社に面接に行ったのです。
面接の時、照明器具の設置工事やエアコンの取り付けなどの
工事の経験を聞かれた ので、やったことがあると答えたそうです。

月給23万で入社の話をつけ、それなら今の会社と同じ位だからと言うことで
他県の電気工事会社を退職し1か月後アパートを引き払い実家に帰りました。
帰郷して新しい会社で勤務を始めました。

転職した電気工事会社では、
その1か月目の給与が面接で聞いた23万円でなく18万円だったのです。
面接の時と話が違います

「面接の時には月給23万円と言うことだったのに、どうしてですか?
話が違うんじゃないですか?」と聞くと

社長は「話が違うのはこちらの方だよ経験者だっていうから
工事をやらせてみたら、あなたは全然できないじゃないか」

「経験者が欲しかったんだよ。なんでも工事ができる人、即仕事ができる人。
あなたは、誰か補助してくれる人がいないとできないじゃないか」

転職先の会社では、なんでもできる経験者が欲しくて雇用したのに、
その友人は経験者ではあっても、その会社が求めるほどの技量がなかった と言うことでした。

もう少し働いてできるようになったらまた考えます。と言われたそうです。

でもこの場合、友人もウソをついたわけでなく
社長がもっとしっかりと確認すべき だったと思います。
しかし、その社長はキチントした人で、3か月位で給与は約束した金額になったようです。

試用期間と考えれば仕方ないかもしれません。

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・都会で働く 労働条件の話が違うが辞められない

田舎にいても仕事は少ないし給与も低いし、
若いとにだけでも都会で働いて仕事を覚えてこようと思った知人がいました。

都会で働いて何年かお金を貯めて帰ってこようと思い、
求人誌で都会の仕事を見つけました。

電話して、面接の日時を言われ面接に行きました。
電車で3時間位のところです。

採用が決まり、4日後に勤務するように言われました。
急なことでアパートをみつけ引越もするには4日は短いです。

アパート探しにも時間がかる為、
会社の運営するアパートに入居をさせてもらいました。
そく引越し、働き始めました。
権利金も取り、引越費用は会社が貸してくれました
最初の月の生活費も少し借りた かもしれません。
勤務してみると、労働条件が全然違います。

給与も聞いていた話より少し安く、残業があり労働時間も長いのです。
会社の近くである為すぐに呼びだされ、
休日に仕事をさせられることもあるのです。
だれも借りないような割高の家賃で、住まわされていました。


田舎からわざわざ出てきたから、急には辞められません。

辞めたくても、前借りや引越の借金があるし
田舎から引っ越しさせてくれば、辛くても、そんなすぐには辞めないだろう。
という社長のたくらみにも思えたようです。

アパート代を差し引かれ、昼食の弁当代、作業着代も差し引かれます。
給与が少ないので貯金どころではありません。

家賃や、引越の時の費用、前借分などもあり給与から差し引かれると
毎月足りなくなり、また前借りすることもあるので借金が減りません。

時間はかかりましたが、会社から借りたお金を何とか返し、田舎に帰ってきました。

貯金どころでもなく
単に生活するだけの為に都会に働きに行ったようなものです。
仕事を兼ねて都会見物ができて楽しいこともあったので、
いい経験ができたようですが貯金は全くで来ませんでした。
地方から都会に出て仕事をする場合、
引越費用も掛かり、
最初の給与が出るまでの貯金も持っていないと いけません。
貯金がないと都会に仕事に行くことはできません。

また帰ってくる時も、
次の仕事の最初の給与が出るまでの分の預金もないと返ってこられないのです。
行くのにも帰ってくるのにも貯金が必要です。
前借りしたりどこかで借りると
生活が軌道に乗るまで貧乏生活をしなければなりません。

都会にお金の為に働きに出た場合、貯金は寮に入らないとできないと思います。
会社に借金してまで都会に出てくると、いいように使われるだけになることもあります。

・働くことを条件に会社からお金を借りると、辞められない。

働くことを条件に事前にお金を借りて、働いた給与で返そうとする場合、拘束される恐れがあります。

勤めてみたら辛くて自分にはできない仕事だったとか、労働条件が約束と違っていたとか、
雇い主が横暴で辞めたい と思う時もあります。

辞めたくても借金があると辞められません。

働く前にお金を借りることは辞めた方がいいです。

そう言うことで苦しめられた人が大勢いた時代があったようです。

(注意)・前借金相殺の禁止の規定
労働基準法に、会社は、労働することを条件で前貸ししたお金と給与を差し引いてはいけないという法律があります。

やむをえない事情でお金を借りた場合でも、勤務する前に借りたお金は
給与と差し引きせずいったん従業員に渡してから返済するべきものです。

それでも返すことには変わりません。


・警備会社の寮

テレビで見たのですが、地方に仕事がなくて東京で道路の交通整備の仕事の募集がありました。
田舎から交通誘導の仕事をする為に警備会社に勤めます。
寮完備と言うことでした。

寮があれば東京で生活しても、給与が高いし貯金もできるかもしれません。
何年間か頑張ってお金を貯めて、また田舎に帰るつもりらしいです。
それでもお金を貯めることは大変だと思います。
男一人でも生活費は結構かかります。
寮の映像をみて、これは寮じゃないと思いました。積め込み部屋だ。

6畳一間のアパートに男数人の共同生活をしている様子でした。
6畳の部屋に4人か5人も住んだら狭くて仕方がありません。
自分の場所は寝る布団のスペース分しかありません。
シーツで区切ってプライバシー保護をしているようでした。

実際にこんなような状態を見たことがあります。
同じく都会の警備会社の休憩所に行った時がそうでした。
古いアパートの6畳の部屋に数人が仮眠していました。
地方出身者の寝泊まりする部屋でもありました。

また友人も都会に料理の修行に行った時、
同じようなことを言っていたことを思い出しました。

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都会の寮は、雇う会社がアパートの一部屋を借りて
地方から集めた従業員を数人で住まわせる場合があります。
6畳の一部屋に何人も一緒に共同生活することになる場合があるので、
事前確認は絶対に必要です。
かなり心の強い人でないと、狭くて我慢できないと思います。

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