転職する度、給与は下がる。業種変えで労働条件は増々悪くなる

転職してばかりしていると給与がますます減ってしまう

【 最初に勤めたところが一番いい会社 】

私が子供の頃から周りの人が
仕事のことを言っていた気がします。

転職ばかりしている大人がいて、
それをたしなめる大人もいました。

「学校を出て一番最初に入った会社が一番いいんだ。
それなのに辞めたら 次は今より悪くなるぞ」

「あれが嫌だ、この仕事が嫌だ、上司が馬鹿だ
あんな仕事やってられない、

なんて言てるんじゃない」

「言い訳ばっかり言っているけど、辛くて我慢できないだろう?」
「石の上にも三年いれば暖まると言うだろう」
「辞めないで、がんばれ」
「転職ばかりしていると、

そのうちどこも使ってくれなくなるからな」

「あいつを雇っても、
どうせすぐに辞めちゃうにきまっている」

と言われるぞ
履歴書が真っ黒になるからな。

そう言うことを子供、学生の時から

よく聞いていたような気がします。

最初に勤めたところが一番いい会社だ、
石の上にも三年・・・
決まり切った文句をいつも聞きました。

自分が大人になったら、

それを人に言われるなんて思っていませんでした。

「転職ばかりしていると、

そのうちどこも使ってくれなくなるからな」
履歴書に職歴が書き切れず、面接に行く度
なんでこんなに辞めちゃったのと言われます。

周りの知人達の転職の様子を見ていると、

確かに転職する度、

小さな会社になったり、

条件が悪くなったりして行くような気もします。
私は若い時に転職が多かったので

まだ良かったようですが、
30歳を過ぎてからの転職は年を取る度、
どんどん条件が悪くなっていくような気がします。

  • 転職の度、給与が下がる、
  • 勤め先が小さくなる、

本当にそんな気がします。

30歳過ぎてから転職すると
給料や仕事内容、
会社の規模などの
労働条件が悪くなる場合を 考えてみました。

考え込む

【転職で給与や待遇がダウンしてしまうことも覚悟】

・職種を替えると一から出直し

今までにやったことがない業種に転職をすると、
未経験者になってしまいますから

給料は最低の額から始まってしまいます。

技術を必要とする仕事や、
経験が重要な仕事に転職する場合には 、

未経験者だと、
すべてのことが初心者になるので、
給料も 待遇も 初心者になります。

年齢がいってから技術職に転職すると、
転職先では かなり年の離れた若い先輩に
指導を受けることにもなります。

人間ができていない若い人に
タメ口をきかれたり、
命令されたりすることになります。

「強い口調で ダメなおっさんだな!」

「何度も同じこと言わせるな!やる気あるのか?」
と嫌なことを言われ、辛いをします。

そう言われても教えてもらう身分ですから
我慢しなければなりません。

事務職をやって来た40歳の人が、
ラーメン屋に転職した場合で 、
そのラーメン屋に勤務して3年の23歳の先輩がいたら、

その若者の指図に従うことになり、

その若者が師匠になることもあります。

年を取ってから職種の変更は、
そういうプライドも何もかも捨てる覚悟が必要です。

【都心から田舎に帰ると】

都会と地方では物価が違います。
学校を卒業して都会に就職して、
中年以降になって体力や気力がなえてくると
生まれ故郷に帰りたくなります。
土のある暮らしがしたくなったり、
育った地方に帰りたくなるのです。

地方に転職する場合には
給与が安くなることも覚悟しなければなりません。
地方に就職する場合
その地方の最低平均賃金を
行政が公表していますから参考にするといいです。

また、都市から地方に移住転職を希望する場合や

生まれ故郷に帰る為の転職は

行政もUターン就職(UIJターン)を応援していますから、
そういうのを利用するといいです。

スポンサードリンク

【小規模の工場や下請けに転職する場合】

私は、町工場 と 大企業の工場 に勤めたことがあります。
大工場はその大企業に直接雇われたのではなく派遣でした。

町工場は、工場が、夏は暑い、冬は寒い、
狭い 汚い 給与が安く、
時給も安く残業もたくさんあって辛すぎました。
労働条件が悪い のです。

若い時でしたから、

何か罰でも与えられたかのような気持ちでした。

・大工場の方が労働環境が良かった

その他に、派遣で
大企業の製造工場に勤務したこともあります。

仕事内容は工場はどこでも同じでした。
ベルトコンベアーに部品が流れてくるので、
その部品に他の部品をねじ止めしたり、
くっつけたり、下ろしたり
機械のような作業で仕事内容は同じでした。

しかし、工場が衛生的でした。
食堂もあり、休憩所もあり
エアコンも完備されていて、
スポットクーラーや
大型のファンヒーターもあって

環境がいいと思いました。

それに女性従業員もたくさんいるので、
華やかな気がしました。

残業も労働法を順守するようで
一日2時間位までしかなく、
休日に出勤することはあまりありませんでした。

ああ働くなら 大きな工場 がいいんだな」

と思ったのです。

スポンサードリンク

・大企業の工場から、小さな工場に転職すると辛く感じる

ですから、大きな工場から小さな工場に転職すると、
この逆で 労働環境が辛くなった気になります。

小さな町工場の方が

やりがいはあるでしょうが、

労働者として工場で働くことだけを考えると、
大きな工場の方がいいです。

大きな工場から、
小さな工場に転職すると辛く思うかもしれません。

【 新入社員の為に係る会社のコストを考える 】

多くの場合 転職すると給与は下がってしまいます。

引き抜きや経験、技術の仕事の場合以外だと
新しい会社に入る度、

歳は とっていても 未経験者の新入社員になります。

最初は仕事ができませんから、
誰かに教わらなければならないのです。

仕事ができないのだから給与は安いです。

誰かに教えてもらわなければなりません。

教えてくれる人にも、

会社は給与を払わなければ行けません。

新入社員の世話、指導にも 会社は経費が発生しています

見習い期間中は、売上に貢献しないのに

人材育成にお金がかかってしまうのです

仕事ができない新入社員と
指導してくれる社員の給与を

会社は払わなければなりません。

【 転職するとボーナスもない 】

さらに、転職した時は、

最初のボーナスが出ないし
退職金の計算も再就職した時から数えられますから

転職する度、
生涯稼げる給料、お金は安くなってしまいます。

それを覚悟で退職しなければなりません。

ですから、早く生涯続けられる会社または

職業に巡り合わなければならないのです。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!