中古車販売店で独立開業する場合の整備士、営業マン別の経営方法

【 中 古 車 販 売 店 の仕 事 内 容 】

・中古車販売と整備・修理業務

中古自動車販売業は、個人で1人で経営することもできます。

1)中古車販売も修理もする場合
経営者が自動車整備士の資格を持っている時や、
自動車整備士を雇って自動車の修理、整備もして、
中古車の販売をする。

中古車の販売もし、販売した自動車の整備、修理、車検もする仕事です。
個人一人でやるには大変ではないかと思います。

2)中古車販売だけ する場合(整備修理は外注)
車両の買取りや部品の販売、保険手続きなどもしますが、
主に中古自動車の販売だけをして
整備や修理は自分のお店ではしません。

整備はできなくても、
協力してくれる修理工場に頼めばいいので、販売に専念できます。

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・中古自動車販売の仕事内容

中古車を買ってきて(仕入れてきて)、
お店に値札をつけて並べます。
それを買いたいという人がいたら販売するだけの話です。

古物商の免許があれば中古自動車販売業は誰でも簡単にできます。

誰でもできるということは、
やる人も多いので中古車販売の経営は難しい筈です。

車を販売する場合には、
陸運局などに届出したり強制保険の加入手続きをしたりします。

お客さんから法定費用、手付金などを預かる必要もあり
車両の知識や接客の知識も必要で、
経営力もなくてはなりません。

中古車販売業は、簡単に開業することができますが、
実際には自動車の販売の仕事を、
どこかの会社で、経験をつまなければできないと思います。

車は生活必需品ですが高い買い物です。
手間のかかる保険や登録の手続きも出てきます。
売ることが難しい商品だと思います。

また、修理はしないまでも
修理に関してもある程度の知識が必要です。

・自動車整備士の資格があれば中古車販売業がいいか

整備士になれば
中古車販売店をやって行けるかというとそうでもありません。

整備士の人は、
車の構造や定期点検や修理する技術を深く知っています。

修理と同じように、
販売や経営も技術であると考えた方がいいです。

車の構造や修理の技術さえ知っていれば
中古車販売店が経営出来るかと言ったら、
そうでもないようです。

事務手続きもあり、
接客もあり、事業資金の問題、売れる商品選定、
顧客の管理などをすることも経営には必要です。

整備士として会社に勤めていた時には、
自分は車の整備点検や修理のことだけをしていれば
それで済みました。

営業マンは楽でいいなと思っていたかもしれません。

営業マンが車の構造や修理について、あれやこれや聞いてきて、
何も知らないのに給与をもらっていていいなあ
と思ったかも知れませんが、

整備士の人が経営者になった時、営業の苦労が分かると思います。

お客さんとのやり取りは、技術系の人は苦手な場合が多いです。

機械のように割り切れるものでなく、
感情がありドロドロとした面倒なところがある人間が相手です。
お客さんの気分に振り回されてうまく行かないこともあります。

どうやって販売して行けばいいか
お客さんとどうやって付き合えばいいか、
時として機械より扱いが難しいと感じる場合もあると思います。

整備士の人にも、経営者となる場合には営業の経験や知識が必要です。

・敷地代や中古車の仕入代が大変かかる

中古車販売店は、商品車を並べる場所が必要です。
土地を持っていればいいですが
広い土地を買って商売を始めるのは多額の資金がかかります。

展示場や事務所は借りた方がいいかも知れません。
初めは安い所で、人目に付く場所を探して開業した方がいいのかと思います。

車両の仕入代がかなりかかりますから
貯金があっても不安です。
多額の開業資金を借りて始める人が多いのではないでしょうか?

事務所はプレハブでもいいでしょうが、
駐車スペースと多額の仕入代がかかるのが、中古車販売業は苦労するところです。

在庫を抱えると資金がいくらあっても足りませんから、
売れるものや、扱う車種は慎重に判断しないと行けません。

・軽トラックなどの専門店として開業

中古車販売店は、
どんな車でも扱う販売店と
特定の車種に限定した専門店でやっている販売店があるようです。

軽自動車のみ売っている店、軽トラだけ、ランクルのようなオフロードの車に
限定して売っているお店があります。

専門店化して販売した方が、ターゲットを絞りやすく、売りやすいと思います。

仕入れも楽だと思います。
人気の売れる車種もわかるし、仕入れの相場を知っているので、
商品の知識を一ジャンルに絞れて小規模経営に向いた商売方法かもしれません。

しかし、取り扱っている車以外のお客さんは逃してしまうこともあるので、
扱う専門車種の選定が難しいです。

自分の好みの車種が、売れる種類の車ならいいですが、
狙いを外すと売れなくなってしまいます。

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・自動車販売会社に勤務して経験すべき

中古車販売業を始める人は、
多くの場合、どこかの車販売会社に長い間勤務して実務経験を積んでいます。

車が好きなだけで、または、整備士の経験があるだけで
販売の実務経験がないと言う場合は、
いきなり中古車販売店をやるのは危険だと思います・

ディーラーや自動車販売会社に勤めて、自動車の販売方法などを
しっかりと身に付ける必要があると思います。

車の場合は、売った後の顧客管理も重要な仕事になります。

高い物を売ることは難しいです。

ディーラーに営業で勤務して、
きれいなお店も、売るべき車両も用意してもらい、広告を入れて
お客さんを向かい入れることまで、販売会社にやってもらっても
なかなか販売することができない営業マンも多いのです。

売る技術を覚えなければ、中古車販売店はできないと思います

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・営業の経験があった人が開業する場合の注意点

自動車整備士の資格は持っていない人で、自動車販売の仕事の経験がある人が、
中古車販売店を開業する場合、
修理の技術がないのですが、修理工場を見つけておけばいいので、
自分で整備も修理もできなくても大丈夫なようです。

もともと営業の仕事を長くやっているような人は、
人付き合いもうまく、仕事の段取りはきちんとできるのではないでしょうか

ディーラーなどの自動車販売会社に勤務していた時の、
修理工場と開業後も、お付き合いすればいいだけです。

また営業力がありますから、他の修理工場に業務提携を結ぶこともできるはずです。
営業マンをやっていた人は、人との交渉事は上手にできるようです。

それができるから開業しようと思ったはずです。

営業の人の苦手なところは、
経理、資金調達、売上と販売や管理費のお金のことではないでしょうか

仕入れた商品が思うように売れず、
在庫過剰になった場合には、すぐに資金ショートしています。

顧客管理、車検の時期 定期点検の時期、保険の満期時期などの管理と
事業資金の管理もしなければなりませんから
相当な事務量になり、
資金のことも常に頭に置いておかなければならないので、お金で苦労します。

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