60歳で定年退職した調理師が居抜きの店舗で夫婦で料理店を開業

【定年退職後60歳から夫婦で飲食店を経営している人】

・料理人としてサラリーマンやっていた人

友人の兄弟でホテルの料理人として30年以上働いていた人が
定年退職後に飲食店を開業した話です。
この人は高校を卒業後、
都会の大きなホテルに料理人として就職しました。
そのホテルは
いくつかの観光地にホテルを持っていたので、
地方の観光地にも転勤がありました。

30歳過ぎてから、
実家の町で同じ町の女の人とお見合いし結婚しました。

都市や観光地に
転勤がある度に
会社が用意してくれたアパートに住んでいました。

やがて子供ができたので奥さんが帰郷し、
それから奥さんは子供と実家の田舎に戻って住み始めて、

自宅を作りました。


夫は、単身赴任することになってしまっていたのです。

子育ては奥さんが育った田舎の方がしやすいようで、
20年以上単身赴任し、
定年退職してお互いの地元に戻ってきました。

そして旦那さんは、いつかは自分のお店が持ちたい
と思っていました。

年金をもらえるようになるまでの5年間
収入はどうしようかと言う問題もありました。


・開業のきっかけ

定年し自宅に戻って仕事を探していたころ、
近くに一戸建ての貸店舗の案内を見たのです。


数年前、飲食店を開業したのですが、
続かずに辞めてしまったお店がありました。

まだ建てて何年も経っていません。
閉店してからも1年も経っていない様子でした。

新しいお店で、厨房器具も新しく
客質のテーブルも電気設備も エアコンもあるのです。


田舎で借り手も付かないようでした。

田んぼの中の田舎ですが
小さな工業団地も、ゴルフ場も近くにあります。


町と町とをつなぐ できてまもない良い道沿いです。


その人は気に入り 居抜きで賃貸することにしました

中華風の飲食店をやるようです。
ホテルの料理を30年以上も作っていたので、
何の料理でもできる らしいのです。

もともと小さな和洋食の食堂だったので、
厨房も準備されていてお金はあまりかからなったようです。


そんないい条件もあるようです。

自分の料理に合わせた食器や調理機械などは
買い揃える必要があったので、
退職金を使ったようです。

開業にかかったお金は、
奥さんは出費が多かったと言っていたのですが、


旦那さんは出費が少なくて済んでよかった
と言っていることが違っていました。

お店を新規に出したら一千万円ではきかないから、
そう言う意味で少なくて済んだと夫は言っているようですが、

奥さんは
そんな大金がかかることを考えていませんから、
開業資金が、
例え100万円でも掛かったら、

お金がたくさんか掛かったと思うはずです。

スポンサードリンク

・開業する料理の選択が難しい場合もある

ホテルの調理の仕事を長年していたから、
和食でも洋食でもお菓子でも何でもつくれるようです。

しかし個人で飲食店をやるなら、
その料理の選択は重要だそうです。

なんでもできるから何でも出す料理店では
経営していけないようです。


個人の飲食業は、
ラーメン屋 とんかつ屋 和食屋、フランス料理など
料理の種類が決まっているお店が多いことに気づきました。

別に店主が、
その料理しかできないわけではないようです。


何の料理でもできるからといって
なんでもやるとうまくいかないと
食材の卸業者の社長が教えてくれたことを思い出しました。


無駄が出るとか
調理の用意などに時間とお金がかかるらしいのです。

私もいろいろな職業を経験していますので
色々な人にあっていますから、
少しはこういう専門的な話も聞けました。

現場を見ることもできました。

経営コンサルタントの人とも話をしたことがあるので、
料理屋さんの経営については
仕入れの面と経営の面のプロから聞いたことがありました。

そう言うことを思い出しながら
友人の兄弟の開業を興味深く見ていました。


私も60過ぎたら、どうやって生活していこうか
参考にさせてもらおうと思っています。


・60歳定年後に独立開は退職金があるので無借金

この人も居抜きの借店舗で開業しましたので、
新築代や改装費がかかっていません。


新規開業よりも
建築代も設備代も抑えられて資金的に楽なようでした

大きな会社に勤めていたので退職金もたくさん出たので、
それを開業資金に使えます。
60過ぎてから多額の借金は辛い と思います。

もし失敗しても借金は残りません から、
商売をやるのは
60歳の定年退職後でも十分にできると思いました。
退職金、居抜きで借り店舗で、
経験した仕事で開業はいいかもしれないと思いました。


スポンサードリンク


・妻が事業に協力

気の強い身勝手な奥さんでした。
旦那の方が奥さんに熱が入っていたので、
奥さんの言うがままの生活だったと友人は言うのです。


夫は、20年近く単身赴任していました。
どうなるかと思っていましたが
夫の定年後も仲良く暮らしています。


奥さんの気の強さが商売の意欲に向いて
お客さんの評判がいい
のです。


元気にハキハキ挨拶ができ、商売っ気があるのです。

もともと 家事をやるよりも、
外に出て仕事をやるタイプの奥さんだったのかもしれません。

飲食業は、接客も大事です。
おいしいだけでなく、
奥さんの愛想も重要なんだ と思いました。

奥さんはそれまで
どこかの会社で事務のパートをやっていたようですが、
開業後、夫の仕事に専念しているようです。
お客さんの反応や他の料理店のこともよく研究して
夫婦で力を合わせてやっています


気の強い奥さんが、

夫の事業に協力的だとは思ってもいませんでした。


・無借金がいい

無借金で飲食業ができるのは強いと思いました。
通常飲食店を経営するのに

お店や厨房器具、設備代がとってもかかるのです。
通常借金があります

借金がない人は少ないとおもいます。

居抜きの賃貸店舗だから、
それらにお金がかかりません。

自分で用意する調理器具や食器、テーブル、
看板などは少なく初期投資の額が少なくて済み、

しかもそれも退職金で支払えますから、
お金を他から借りてくる必要がない のです。

そしてお店を辞めたければ
借り店舗ですから、立ち退けばいいだけで、
その後もお金がかかることがありません。



店を辞めても借金が残ることがない のです。

仕入れの未払い代位残るでしょうが少額です。

そして、お店の繁栄に協力してくれる社交的な奥さんがいるので、

これも大変力強いと思いました。

長年転身赴任していた夫婦でしたので、

定年退職で家に戻ってこられて仲良く暮らせていいようです。

お 客さんも、来てくれて、
忙しく楽しく働いているようです。

スポンサードリンク

関連記事 ≫ 定年後の仕事で飲食店(小料理店)を開業した人の失敗談

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

error: Content is protected !!