機械の製造工場の品質管理の仕事内容の転職体験談

【品質管理の仕事の転職内容】

車や大型電気製品の部品を作る会社の製造工場で雇用されたことがあります。
工業団地内の工場ですから、なかなか入れないらしいのです。
部署が品質管理でした。知り合いのコネで入れました。
品質管理部はこの会社ではいい立場だったようです。
それでも給与は激安できつすぎました。

入社したての時、製造部の仕事を知るために
色々な製造部門を数週間ごとに回って工場のこと、この会社がどんなことをしているかを覚えていきます。

自動車や電気製品などの各部品を作りますが、金型で部品を作ったり、
できた製品のバリを取るためやすりで磨いたり、
バケツに汲んだオイルの中に部品を入れ汚れをとり研磨する仕事もあります。

工場内はとても寒くオイルの中にビニールの手袋をつけて、
ワイヤーの大きな歯ブラシで金属の部品を磨いたり汚れを取ったりします。
寒くて辛くて、この作業は主にパートの人達がやっていました。

この工場は工業団地にある会社なので市では大きな方になり、
工業団地にあるような工場に勤められれば普通は喜びます。

スポンサードリンク

しかし冷たくて、寒くて労働時間も長く、面白くありませんでした。
この工場は流れ作業でなく、一つ一つの部品を工員たちが丁寧に作りあげていく作業をしていました。

自分がまかされた部分の作業をじっくりと丁寧に作りあげていくのです。
このような作業は、手先が器用で、物を作ることが好きな人に向いている と思います。
人ともあまり話せずに、任された部分のことに責任を持って作り上げていきます。

自分の速度で製品を作ったり磨いたりできるので
流れ作業はとは違っていろいろ考えなければならないこことも出てきます。
機械部品の品質管理は
ノギスなどの細かい所を測定する器具を使って、
設計図通りの大きさに作られているか調べます。
100分の1ミリ単位で測るので、ちょっとした力の入れ加減や測定器の当て方によって
測定の数値が異なってしまうのです。
同じカ所を測る度、数値が異なり嫌になりました。

もしできた部品が、図面と違うと作り直しになります。
精密機械の部品ですから精密さが要求されるのです。
ここで誤差を発見しないと親会社に出荷して迷惑をかけてしまうこともあるのです。
得意先の工場にサイズ違いのものを持って行って製造ラインに乗ってしまうと大損になりますから注意が必要です。

納品の際相手の工場でも測定しますから、製造ラインに行くまでに何回かチェックが入るので大丈夫ですが、
お客さんたる注文した会社に(親会社と言っている)納品に行って測定が図面と違うと大変怒られます。

注文通り、図面通りに部品ができなければ会社の信用がなくなります。
その為しっかりと品質管理が測定しなければならないのです。

違いをみつけ上司に言うと「大丈夫じゃねぇか」と怒られることもたびたびありました。
100分の1ミリ位の測定ですから、測定者によって簡単に差が出てしまいます。
上司は大胆な人で、測定違いを見つけて報告すると
「この位いい。構わない!」と言って出荷してしまうのです。

その為、よく得意先の会社に返品に行かされました。
品管がおおざっぱだと会社の信頼はなくなります。
得意先からのクレームに行った時
この会社はだめな会社と得意先の従業員が話しているのを聞いてしまったことがあります。

【転職時の性格チェック:品質管理部門の向き不向き】

品質管理部門の仕事は、測定したり、仕上げ確認をしたりする最終段階の仕事です。
出荷する前の品質管理の分野は神経を使いますので
細やかな性格の人がいいと思います。
まじめ過ぎるとおかしくなるのですが、繊細で、細かくまじめな人向きの仕事だと思います。
雑な人は測定や管理の仕事は向かないと思います。

仕上げや引き渡しの検査などの仕事は細かくチェックすることが仕事になります。
会社の信用にかかわるところです。

【工場への転職のアドバイス】

工業の仕事はその工場が作るものによってやることが全然違いますので
自分が関心ある製品の作成工場の方が勤務していて面白いかも知れないと思いました。

スポンサードリンク

町工場だと
賃金がとても安い。
残業も多い。
辛い仕事も多く
従業員の入れ替わりが激しいのですぐに先輩になれる。
募集してもなかなか来ない場合もある。
嫌ならやめてもあまり文句を言われない。という気がしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加