賃貸不動産の営業の仕事には、家賃滞納などのトラブル処理もある

【不動産賃貸の営業は、問題処理も多い】

・不動産業は トラブルが多い仕事でもある
不動産の仕事は、トラブルが大変多い仕事になる
ということを覚悟しておかなければなりません
アパートの問題・・・結露、設備の不備、確認しないで契約した時の間取り違い、
駐車スペース、共益費問題、防音問題、古くなったことによる不備と修繕費の負担

入居者の問題・・・契約違反者(入居者がちがう、住宅用なのに事務所に使う)
家賃滞納、
解約、退室時の敷金問題などたくさんあります。

隣がうるさい、ゴミを捨てない人がいる、
たまり場にされた、不良が住んで迷惑をかけるということもよく聞きます。

いつの間にか入居者がいなくなってしまったこともあります。

そういうトラブルが多い仕事なので、
社会からよく思われないこともあるようです。

・問題を起こさない入居者を 斡旋したい

一棟のアパートには、何人もの人達が住んでいます。
一部屋でも、変な人に貸してしまうと
他の入居者に迷惑がかかります
騒いだり、変な仲間を集めたり、
決まりを守らない迷惑行為をする入居者を入れるとみんなが迷惑してしまいます。

入居者について、入居前にどんな人なのか知らなければなりません
勤務先、勤続年数より、家賃を払えるだろうか、
人柄はどうかなどを確認します。

保証人は、家賃が滞納になった時に請求する人になります。
入居者より大事な存在かもしれません。

また保証人がいない場合、
誰一人保証人になってくれる人がいないような人に、
大家さんの大事な財産は貸せないということもあります。

実際に保証人は親がなることが多いですが、
親がいない場合もあります。
高齢になると兄弟に保証人になってもらうことも多いですが、
兄弟もいない人も多くなって来たようです。

また兄弟姉妹が保証人になってくれると言っても、
兄弟姉妹の配偶者が
「アパートを借りることであっても、保証人になるのは辞めろ
ということもあります。
その為、兄弟姉妹で兄弟げんか や、
夫婦げんかの原因
になることもあります。

また入居者が、本当に本人かどうか も確認します。
契約者と実際の入居者がことなることもあり、
問題になることもあります。
入居する家族もきちんと確認します。
なりすましや犯罪に使われないようにします。

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・問題を起こす入居者を説得することも仕事

女子専用のマンションで、他の住人から
「あの部屋に男の人と住んでいる人がいる
とクレームが来たことがあり、確認してみると
その人の弟が
就職の為に 一時的に姉のところに入居しただけ
ということもありました。


それでも 一応男の人は 禁止になっていますから、
出て行ってもらわないと困ります。
こういうことには女性は敏感です。

独身専門のアパートで結婚した場合や
ペット禁止のところでもペットを飼っている人
楽器問題など色々な入居者がいるのです。

入居前に決まりをきちんと説明した筈ですが、
わかってもらえないことがあります。
その解決も不動産屋の営業の仕事になるのです。

・騒音問題は説得で、家賃の滞納は大変困ります。

自分が紹介した人がトラブルを起こしてしまうと
大家さんから解決してくれるように連絡が来ます。

学生など夜遅くまで騒ぐ騒音問題や、
テレビ、楽器などの問題があったことがありました。
木造アパートだとどうしても隣の音は聞こえます。

古いと二階の人の足音や
床か天井のきしみ音や
物を落とした時の音も聞こえます。
一軒家に住んでいた人が、
木造アパートに住むと、騒音が気になりまたは、
騒音を出してしまいます。
そういうことは、
説明してわかってもらうしかありません。

しかし、家賃の滞納をした時に
大家さんがとっても心配します。
1か月払わないと、翌月には2か月分の家賃を
支払わなければならなくなります。
さらに2か月も払わないと、
その翌月は3か月分もたまってしまいます。
3か月貯めてしまったら大変です。

そうなる前になんとかしなければいけません。
2か月たまりそうになったら、
保証人に連絡して払ってもらうようにした方がいいです。
1か月分が払えない人が、
翌月に2か月分払えるかといったら大変疑問です。

家賃は貯めたら、払ってもらうことが大変になります。
ですから入居の際、身元の確認が必要になります。

現在のように勤務先の会社が
いつ閉鎖してしまってもおかしくない時なので、
誰でも急に仕事がなくなることがあります。
また次の仕事が見つからなく
家賃を滞納してしまうことも起こります。

いくら紹介したとはいえ、
不動産屋は家賃の取り立てはできません。

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・アパートは大家さんの大事な資産である。その管理を任される

アパートや賃貸マンション、貸家は、大家さんの大事な財産です。
多額の借金で共同住宅を建てた大家さんもたくさんいます。

財テクでアパート経営している大家さんもいれば、
貸家業として生計を立てる為にやっている人も多いです。

家賃が取れなかったら、
大家さんは借金の返済ができなくなったり
生活費に困ってしまったりすることもあります。

また変な人を入れてしまうと、
他の住人が出て行ってしまうことも あります。
部屋を汚く使ったり、
ゴミを貯めこんでしまったり、
たまり場にされたりすると
アパート全体が汚いものになってしまいます。

そういう入居者の人選
アパートの管理は、本来は大家さんがするの
ですが、
その入居者の管理や、
大家さんと借家人の間に入ってきちんと
住んでくれるようにお願いすることも不動産業者に求められています。

結局、大家さんにも、
借りてくれる人にもいいようにしないと、

賃貸業の営業は務まりません。



大家さんに嫌われれば、
紹介させてもらえないし、
入居者に嫌われれば、
次の入居の時に仕事がもらえないことになります。

【トラブルや問題の多い仕事だけど、やりがいもある】

賃貸住宅の仲介の仕事は、
トラブルが多いことを書きましたが、
嫌なことばかりではありませんでした。

私はいろいろなところに住むことが好きです。
こんなアパートに住んでみたいとか
こんな場所に暮らしてみたい、
大家さんにもなってみたいと思います。
賃貸住宅を探してくる人と
話すことは楽しかったです。
探している人の為に貸家を探すことは楽しいです。

色々な人の生活の様子を聞けるし、
その人たちが気に入った貸家や
アパートが見つかるとお礼を言ってもらえます。

不動産の営業の定着率は悪いと思います。
向いていないと思ったらすぐに辞めていいと思います。
でも仕事を長くやっている人は、
働くほど稼げるので楽しんでやっているようでした。
この不動産の営業の仕事も向き不向きがあります。

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