年末年始は皆仕事が休みで、外食産業は大変混雑します。
そんな年末年始の連休の忙しい時期にアルバイトの募集があります。
連休の忙しい時だけのバイトなので、田舎でも時給が良かったから、
知合いの家の学生が地元の和食のファミリーレストランでバイトをやったそうで、
どんな仕事内容なのか聞いてみました。
【居酒屋系、ファミリーレストランの短期バイト】
・年末年始の短期バイトの仕事内容
居酒屋のようでもあるファミリーレストランで、
年末年始の連休だけ近所の学生がアルバイトをしました。ウエイター・配膳係の仕事です。
お店に働きに行くと
最初に、やっぱり挨拶の練習をさせられるのはどこでも同じです。
「いらっしゃいませ」 「ありがとうございました」 の発声練習です。
*仕 事 内 容 は *
お客さんが入って来たら、テーブルに案内する。
厨房から料理が出来上がると、そこに座席番号が書いてあるから、その料理を運ぶ。
食べた食器をかたづけ、テーブルを拭く
手が空いている時は、食器を洗う
客に呼ばれたら要件を伺いに行く
こんな感じだそうです。
オーダーは取りません。
飲食店でのアルバイトで入店時の苦労には、メニューと、実際の料理を覚えることがありますが、そのお店はその苦労はありませんでした。
カラオケボックスのようにテーブルに注文する機械があってそれで注文します。
料理ができて、お客さんの席に運ぶ時、メニューや料理を覚えていなとまどいますが、
お客さんのところに運ぶと、何とかなったそうです。
行ったことがないお店なので、初めてみる料理だったそうです。
しかし、料理場の人が、料理名を教えてくれたり、料理名の札をつけてくれることもあるので、何と言う料理の名前かわかったそうです。
誰でも簡単にできるようだ と学生は言っていました。
レジも短期バイトは打ちませんでした。
時間は午後から夜の10時までの8時間、時給は1200円でした。
こちらでは時給はいい方です。
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・誓約書など書類がたくさん。マイナンバーのコピーも何でいるの?
驚いたのは、短期のアルバイト(3日か4日)なのに
お店に提出する誓約書などの書類がたくさんある のです。
履歴書、雇用契約書、誓約書、覚書、保証人契約書、
身分が分かるもののコピー、マイナンバーや通帳のコピー
こんなにたくさんの書類が必要なのです。
親も何カ所か保証人のサインをする必要があります。
いちいち細かいことが書いてあるのです。
マイナンバー(通知カード)のコピーなんて何にするだろう?
番号を教えれば、それでいい筈なのに、マイナンバーのコピーを要求する業者がたくさんいるのです。
何に使うのかもわかりません。
身元保証書には、親がサインしますが、
そこには、お店に損害を与えたら連帯して責任を負うことが記載されています。
誓約書があって、それにも本人も保証人もサインをさせられます。
たくさんの 禁止事項 が書かれています。
店の作りすぎたものを勝手に飲食しません。
客の残り物を食べません。
店のものを持ちかえりません
会社の資料を持ちだしません。
遅刻しませんとか、 携帯電話の電源切っておきます。
と書いてありました。
なにか とても細かいことが書いてあったり、当たり前のことも書いてあったりします。
こういうことをいちいち書類に書き上げ、サインさせる必要が出てきているのでしょうか?
人を雇うにも大変な時代なのでしょう。
仕事中にスマホに出る人もいるからこういうことを書いたり、
遅刻しても平気な人がいたりする場合もあるから、
わざわざサインさせるのだと思い驚きました。
お店も大変防御的になっていて、
アルバイトの厨房内での悪ふざけをインターネットで公開されると
お店がだめになってしまうからかもしれません。
飲食店の厨房は働いた人は知っていると思いますが、問題があることが多いと思います。
そう言うことを潔癖な若者から見るとお店が許せないので、
いたずらするかもしれないとも思っています。
・年末年始の飲食店のバイトの感想を聞く
「はっきり言ってもう嫌だ」とこの学生は言っていました。
お客さんに文句を言われる のが 辛かったと言っていました。
料理が出てくるのが、とにかく遅い のです。
このチェーン店は和食も洋食もあるレストランでメニューの品目が大変多いのです。
多くの料理は調理することは多くなく、冷凍物を温めたりするだけでしょうが、
それでも盛り付けもありますから
注文してから時間がかかると思います。
注文数がとっても多いので、この店はいつも遅いのです。
私は、このレストランに仕事関係者や趣味の人達と行ったことがあり、
注文したら料理が出てくるまで、すごく時間がかかることを体験しています。
私は、ここに来るものでないと思っていました。
やはりお客さんから、苦情が来るらしいです。
まして年末年始の連休ですから大変だと思いました。
「遅いじゃない!」
「もっと早く持ってきてよ」と
「こんなに遅いとみんなと一緒に食べられないじゃない」
結構言われたそうです。
年末の忙しい時が、初めての仕事の日で、店で苦情をかなり受けてショックだったようです。
臨時のアルバイトは5人で、学生も2人、後おばさんが3人いたそうです。
「たくさんのお客さんがいて、忙しくて、もっとゆっくりやりたかった」
と言っていました。
どんどん料理ができるし
調理場の人にも早く持って行きな とけしかけるそうです。
調理師が、できた料理を、出荷用のカウンターのお盆の上にのせていきます。
それをお客さんの席に運ぶのです。
しかし、ご飯、お肉その他に、何をのせればもっていっていいか教えてもらわないとわかりません。
漬物があったり、デザートがあったりしますが、どこまで料理品を載せたらセットが完成で持って行っていいか知らないのです。初めてですから。
それなのに「できた料理をなぜ運ばないんだ!」と調理師は怒るそうです。
これでいいよ、と教えてくれず、わかっているだろう
という感じだそうです。
混雑する悪い時期に初めて飲食店で働いたから、大変だったと思います。
本人にも言っていましたが、
「クレームを気にしない人なら誰でもできると思う。」
また「働く時間がもっとも短ければいいのに」とも言っていました。
年末年始の大変混雑する時期に初めて働いて、
一日8時間もアルバイトをしたので疲れたと思います。
・客はわがままだ
エアコンの温度のことで要望を受けると困るそうです。
お客さんの「暑い」、「寒い」に戸惑ったようです。
体感温度は人によって違います。
室内の温度を「下げろ」「上げろ」と言われてもどうしていいかわからない
また、
「早くかたづけて」
「タオルを持ってきて」、とわがままだと思ったらしいです。
まだ学生ですから色々困ったようです。
こういうことは、ウエイターの仕事なので、仕方がないと思います。
運ぶことだけに頭がいっぱいですから、他のことまでいっぺんにしなければならないので辛かったようです。
でも社会勉強になった筈です。
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【年末年始は人ゴミみいると病気をうつされる】
・学生バイトのアドバイス 職場の環境も選んで働くべし
そのお店は喫煙ができました。これも大変苦しかったと言っていました。
「たばこの煙で、頭が痛くなった」
たばこの煙は、猛毒ですから、誰でも苦しいと思います。
健全な労働環境と言えないと思いました。
吸わない人に取っては、あの煙は大変嫌なものです。
この子は、その後インフルエンザで何日か寝込んだそうです。
大勢の人達の中にいたから、バイトが終わった後、
病気になってしまったようです。
仕事に慣れしていない若い子がアルバイトをする時は、
寒い時期 暑い時期 混雑時の仕事、危険な仕事は避けた方がいいかも知れません。
居酒屋系ファミリーレストランは、
調理場付近、その外回り、出入り口は、寒くて、乾燥しています。
なれない仕事で緊張して、疲れて、煙もあって免疫力も弱っていたのではないかと思われます。
寒い時期に一日8時間の労働はきつかったのかもしれません。
そんな冬の寒い中、大勢の人に接したので
インフルエンザにかかってしまったのかもしれません。
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