【独立開業しようと思う時】
何回か転職を繰り返していると、
やがて自分で仕事を始めようと思う人も出てくると思います。
独立開業する人の中には
・最初から 経営者になりたいと思っていた人
・勤めているうちに 独立したいと思うようになった人
・もう人に使われるのは嫌だ、自分で好きなようにやりたいと思う人
・時間に縛られるのは嫌だ、自由に仕事がしたいと思う人
・勤務先がないから 仕方なしに独立しようを思う人がいると思います。
・定年退職した場合や会社がなくなってしまった場合も
自分で事業を始めようと思う人はいると思います。
開業するには
仕事の内容を決め、お客さんの取り方も考え、開業資金の準備や、
収支計画を立てる必要もあります。
思い立ったらすぐ開業なんてことは、ちょっと無理があると思います。
【まずは、どんな仕事で事業を始めるのか 職種を決める】
●業種を決める
どんな仕事をするか決めなければ、始まりません。
既に職種・仕事内容を決めていればいいのですが、
決めていない場合、どういう基準で起業するか悩む ところです。
開業の職種を決めている人でも、下記のことも参考に
その仕事に何か加えられないかなども再検討するといいかも知れません。
私が、起業や開業の本を読んで知らべたり、講座で知ったりしたことや
経営者の人たちに伺ったことなどです。
私の個人的感想も入っています。
一般に仕事を決める時は次のことが考えられます。
◆ 職種・仕事の決め方
好きなもので仕事をする
特技をいかす
資格をいかす
経験を生かす
好き嫌いよりも稼げることを優先に考える
フランチャイズ、のれん分け
閉店する人を受け継ぐ
・ 好きなもので開業する (好きなことをしてお金をもらうこと)
仕事は毎日同じことをしますし、そのことについてずっと触れていなければなりませんから、
そのことが好きである必要があるかもしれません。
しかし好きなことだと、
仕事か遊びか区別がしにくいとか、
好きなことで、お金が係わってくると、うまくできない場合もあるようです。
「これでお金を取っていいのか?」
「自分にとっては、これは遊びでもあるのだけど、お金を頂いていいのか?」
とまじめな人は考えてしまい、商売にならない店主もいるようです。
好きなことで勤める場合と、好きなことで経営する場合は、代金を頂きくことなどで悩むことがあります。
絵描きが書いた作品を手放したくない と思うような気持ちが分かるような気がします。
また、好きなことを仕事にしてしまうと、お金も関わり、
やらなければならないという負担ものしかかり、
駆け引きをしてくる人がいるので、
好きだったことが苦しくなって、嫌になることもあるようです。
◆習字が好きで習字の塾を始めた人がいましたが、自分は習字を書くことが好きですが
人に教えることは、うまくできなかった場合がありました。
自分と同じように生徒が動いてくれないので苛立つようなのです。
生徒が、家で練習してないことも気に入らないのです。
道具を、手入れしなかったり、粗末に扱うなども許せないこともあります。
前回、教えたことができなくなっていたり、覚えていなかったり、不満が起こるようです。
熱が入りすぎると仕事も大変な場合があるかかもしれません。
スポーツの監督が、
自分の思う通りに動かない選手に苛立ちを感じるのと同じような気持ちになるようです。
しかし 好きなことなら・・・
★花が好きで花屋をやっている人は、好きな花に囲まれて楽しそうです。
ドライブが好きで軽トラ運送を始めた知り合いも、仕事で色々なところに行けることが楽しそうです。仕事がない日は嫌そうです。
「好きなことで事業を始めるといい」、と言いうことが一般的なようです。
好きなことで 起業すると放っておいてもドンドン仕事をするようになると思います。
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・特技を生かす 売りづらい
人の特技は人それぞれ色々あります。
自分で気づいている場合も 気が付いていない場合もあるようです。
料理が得意、人と話すことが得意 物を売ることが得意 手作業が得意で何か作れる・直せるなど色々あると思います。
料理、製造などの商品製品を作ることができ、売り物を自分で作る特技がある人は
商売には大変いいです。物を売ることが商売の基本ですから。
でも、今は売ることが難しい時代です。売り物は他からも買うことができるのです。
いくらでも安く買えます。買うことが簡単にできる時代なのです。
売ることが難しい時代です。
人と話すことが得意な人や物を売ることが得意な人がいたら、
起業しても成功するのではないでしょうか。
・知識も売りずらい
昔のように 物がない時代や、情報を得ることが大変な時代だと
お店を出し、物を仕入れて並べれば それで売れました。
自分しか知らない情報や手法も、他の人はなかなか知ることができなかったので、
商売にできました。
でも今は情報や知識が、無料でスマホを使って手に入れることができるのです。
難しい何かの作り方や法律の勉強をしなくても、スマホに話しかければ基本的なことならすぐ調べられてしまいます。
自分が懸命に努力して得た知識が、何もしない人でもスマホを持っていれば一瞬で知ることができてしまいます。
特技や知識を生かす事業も、需要や お金になるかを考えなければいけません。
★昔なら
愛想のない店主夫婦でも、お客さんは買ってくれました。
威張りん坊の頑固な大工でも仕事が取れました。
いまは物も、住まいも、丁寧な販売員によってでないと買ってもらえません
今は、プログラム知識が豊富でパソコンが得意であるなど、
時代にあった特技があればいいようです。
その他 料理や絵、デザインなど、その人特有の技術や才能が必要です。
・資格をいかす
資格を持っている人しか開業できない仕事もあります。
建築士 労務士 司法書士 整備士、測量士
難しい資格を既に持っている人ならいいですが、
難しい資格や、受験するのに何年も学校に行かなければならない資格は考えものです。
学生や20代の人ならまだいいですが、
それ以外の人は資格を取ってから起業する仕事はどうかと思います。
まして資格を取っても稼げるかどうか が不安です。
努力や勉強時間に見合う収入が得られるかどうか問題です。
電気工事士などのように比較的簡単にとれるものや大型免許、建設重機など講習で取れるものは いいですが、資格取得にかける時間とその後の収入を考える必要があります。
(資格の中では電気工事士は簡単な方に入ります。やる気があれば1、2年で取れるようです)
資格で起業するよりも、資格を取らないで済むような仕事で起業した方が早く稼げる と思います。
・経験した職業で
今まで何かの仕事をしてきた人がやれることです。
その仕事の経験があるなら、すぐに稼ぐことができる分野です。
自分がやってきた仕事で開業することが一番簡単だと思います。しかし、それでもうまくいくとは限りません。何か、誰かのサポートが欲しいです。
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【好きだけでは仕事はできない・・・】
好きなことだけを考えての開業、特技とすることだけを考えて開業、やったことのある仕事だからということで開業もいいでしょう。
しかし稼げなければ 起業の意味がありません。お金を稼ぐことを絶対的に外せません。
商売のこと、利益をあげることも考えなければいけません。
収支のこと、生活費が取れること、貯金ができること、長く続けられることをきちんと考えなければいけないのです。
だからと言って お金のことだけ を考えるわけにもいきません。
嫌いなことだと、ずっと続けることはできないです。
嫌なことはもうやりたくないから開業するわけですから。
好きなことや経験した仕事 と フランチャイズ 資格 得意 など
どれかと どれかを組み合わせて 独立を考えるといいのかもしれません。
・フランチャイズに加盟する、
好きなこと、得意なこと 経験してきたこと と
「フランチャイズ」を「かけ合わせる」で起業を考えるといいのではないでしょうか?
フランチャイズの中に
好きなこと 得意なこと 経験してきたこと を探してみてはいかがと思います。
好きなこと+フランチャイズで開業することを考えてもいいのではないでしょうか?
一人で開業してうまく行くのは難しいですから、誰かにサポートをしてもらいながら起業することも考えるべきかもしれません。
≫フランチャイズ徹底比較
フランチャイズでなくても
得意+資格で開業
資格+経験、
好きなこと+仲間を作る
仲間が経験+自分の得意
また、好きな仕事をしている人で、
弟子にしてくれる人や、お店を継いでくれる人を
探している人を見つけることもいいかもしれません。
・閉店する人を受け継ぐ
ラーメン屋を何店舗か持っている経営者は、このラーメン店を開業したわけでないそうです。
このお店に最初は客としてきていました。
店主が辞めるというのでそのラーメン店を引き継いだ そうです。
素人のラーメン好きが、いきなりラーメン店主としてラーメン屋の跡取りになったのです。
好きなことで既存のラーメン店のオーナーになれて、
その後、研究し数件の支店を持つようになったというのです。
こんなような話は他にもあります。
私自身にも、若い時に、ラーメン店、スーパーの後継者にならないか 旅館の後をやらないかという話が来たことがありました。
興味がないのでやりませんでしたが、後継ぎがいないお店もあります、
お店や会社を身内以外のものが継いでいることはよくあります。
独立開業はやる気ならできるようです。
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