定年後の仕事で飲食店(小料理店)を開業した人の失敗談

【定年した後料理店を開店したサラリーマンの人】

・退職金で戸建て貸家を改装して小料理店を開店

大手の製造工場に勤めていた人で
定年退職して小料理屋を出店した人の話です。
学校卒業後ずっと
その工場に勤めて作業員をやってきました。
子供も巣立ち夫婦二人暮らしです。

料理を作るのが好きな人で、
日頃から自分で料理を作っていたそうです。
休みの日など会社の人を自宅に呼んで、
その旦那さんが作った料理を食べさせていたそうです。

同僚たちからもおいしいと評判がよかったそうです。

日本的な料理を作るのが好きで、
魚料理が得意で、野菜料理も上手です。
焼き鳥も専門の器具で焼いていたそうです。
とにかく長年趣味で料理をやって
よく知人達にも食べさせていたので、
人に食べてもらう経験もそれなりにあります。

定年退職したら
料理店をやれたらいいなあと思っていたようです。
定年が近くなった頃、
平屋の一軒家の貸家があり、
自由に改装してお店にしてもいいと言うことを聞きました。

上場企業の製造工場に定年退職までいましたから、
退職金はたくさんでます。
そのお金で戸建ての貸家を小料理屋に改装しました。
定年後小料理屋の経営者になったのです。
60歳で独立開業して飲食店のオーナーになりました。

魚料理


・サラリーマンの考え方を変えないと

楽しい趣味の料理から、
仕事の為の料理
稼ぐための集客、
接客を意識しなければお店はやっていけません。
調理の食材を購入することも、
単なる「食材」でなく、
仕入原価」という言い方を意識しなければ経営できません。

売上の見積もりも必要です。

それが難しいのです。

その人が始めた小料理店は、
お店の規模は小さく、
カウンターに5、6人分の席と
座敷に2テーブルで8人位の
大変小さい料理店です。

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メニューも自分の得意な魚料理を主として、

おつまみなどもできるだけやろうとしました。
冷蔵庫も大きなものが必要で、

料理の品目が多いとお皿なども種類が必要になるようです。

サラリーマンの趣味と楽しみのままの気持ちで

スタートしたように見えます。

【小料理の経営を考える必要がある】

材料代や家賃、光熱費などが、
趣味でたまに料理をやっているよりは
遥かにお金がかかります。

仕入れ業者も安い所を探す必要もあります。

家庭で趣味で作る料理もおいしいでしょうが、
経営となると味だけではだめです。
お客さんも知り合いだと
サービスし過ぎてもいけません。

またお客さんが昔からの知り合いだと、
店主に慣れあってしまい商売しづらいこともあるようです。

小さいお店ですから、知らない人は入りづらいようです。

よほどおいしいと評判にならない限り、
常連さんたちで話こんでいる
小さな空間に入って行くのは勇気がいります。

集客人数、値段などの売上と、
材料費や家賃などの費用の見積もりが
適正にできていなかったようです。

サラリーマン生活が長かったので、
収入と出費の考えや、
経営に関する意識が薄かったのかもしれません。
赤字が多かったようです。

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・個人業者の飲食店は家族の協力が必要

料理店はやることがたくさんあると思います。
掃除、仕入れの買い出し、
料理作り、皿洗い、整理整頓、接客
などたくさんあり、
一人でやるのは大変かもしれません。

小さいお店では店主一人でやっているところもあるようですが、
大変ではないでしょうか。
カレー屋さんや立ち食いそば屋で、
旦那さんだけでやっている食べ物屋もありました。

しかし料理品目も多く、
お客さんの滞在時間も長い小料理店で一人で
すべてをやることは
この旦那さんにはできなかったようです。
会社員時代は 工場作業は
自分の担当部署を持ち みんなで協力して作業をしてきました。

そして60歳になってから
全然違う仕事
になるので

体力も気づかれもあると思います。

その小料理店は
奥さんと協力してやるはずだったのです。
しかし奥さんは
知らない人の話相手をすることが苦痛だったのです。

愛そうよく注文を
聞きに行くのも辛くなって来たそうです。
この奥さんは ずっと専業主婦をやってきました。
それなのに60歳近くなって
仕事などやりたくないようなのです。

家で夫の飲食店のことでもめ、
仕事でも疲れてしまい手伝わない日も増えてきたようなのです。
奥さんの協力は少なくなり、
旦那さんも慣れない仕事で赤字が続き、
疲れてきたようです。
色々なことで考え方や
やり方を変えなければならないようです。


【定年退職後の起業についての感想】

計画性がなく、夫婦共に長年のサラリーマン生活が抜けず、
サラリーマンの考え方から経営者の考え方にならないと
商売はできないものかと、聞いていて感じました。

私の友人達もサラリーマン家庭で育ったものと、
事業主家庭で育ったものの考え方は違います。

いつも雇われる方の考えで物ごとを言う友人と、
人を雇う方の考えで言う友人がいます。

働くことに関して立場が全く違います。

60歳までずっとサラリーマンをやって来た人で
定年退職後起業する場合は、
しっかりとした経営計画と
経営の勉強も学んでおかなければいけないようです。

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