パソコンがあれば自宅で独立開業ができる広告作成業の仕事と経営内容

【チラシ作りのデザイン事務所で独立した人】

・広告デザインの会社に勤め、帰郷して独立開業

30代前半で
広告のチラシや 会社のパンフレットを作成する仕事
独立した人がいました。

その人は、趣味の知り合いです。

都心にあるデザイン関係の専門学校を卒業した後
何カ所かの
デザイン会社広告会社に就職しました。

都心の広告会社に数年間勤務した後、

地元に帰ってきて、
地元の広告会社に勤めました。

仕事内容は、今まで通りの
チラシ広告の作成、
地域雑誌制作の仕事をしていました。

ずっと同じ広告関係の仕事を10年以上してきたので
広告の依頼人とのやり取りから
カメラマン、コピーライターとの打ち合わせや、
印刷会社への依頼、
料金の見積もりなど すべてできます。

チラシ

実家のある町の広告デザイン会社に勤め
田舎での広告業の様子を把握し、
仕事の知り合いを作った後、

意を決して独立しました。

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・仕事の人脈の確保は重要

その人は、広告デザイン会社に勤めている時に、
自分が、独立しても
いつでも仕事ができるような
人脈は確保していました。

勤めていたデザイン会社とも、円満退社で
独立後も応援してくれたようです。
その人は、人あたりがいいので仕事もとれ、
広告主(お客さん)に困ることがなかったようです。

その人の仕事は、チラシ作りがメインでした。

企業は、商品を宣伝する為に、
新聞に折り込みチラシを出しますが、

そのチラシの作成
雑誌に載せる広告作りの仕事を主としてします。
広告の制作作業は、一人ではできなく
カメラマン、コピーライター、記事を書く人、イラストレーターなどの
外注さんも必要です。

広告作成の仲間が必要になります。
そういう仕事を個人でしている人はかなりいるようです。

その人達は、作業する部屋があって、
パソコン、FAX デジカメ位があれば仕事ができる為、
資本金は大変僅少で独立できます。

タブレットも使う

後は技術職なので、
依頼さえ取れればやっていけるようです。

パソコンを使った仕事で
独立開業している人は多いのかも知れません。

その人は、
求人広告や会社のパンフレットの作成もします。

【外注仲間は、お互いに仕事も出し合う】

・仕事仲間で仕事を回しあう

その広告業を始めた人の仲間たちは
誰かが仕事を取れば、必然的にみんなに仕事を回します。

みな一人だけの個人事務所をやっていて、
一人では何から何までできるわけでないので、
自分ができない仕事は、
外注仲間の人達に仕事を回すのです。

外注仲間は、お客さんにもなるのです。

独立した知人は、
広告のデザインや構成を担当する仕事なので、
まとめ役みたいな感じでした。

例えば、印刷屋さんがどこかの販売会社から、
売りだし広告を出して欲しいと依頼を受けます。

印刷屋さんは、
その広告デザイナーの所に
広告作成の依頼をしに来ます。

そして、印刷会社の社員は、
その広告デザイナーを連れて
依頼した販売会社に

「チラシを、どのように作ったらいいか」

ということを聞きに行きます。

それを聞いたら、広告デザイナーは

広告の案(構図など)を作成し、
その後、
カメラマンやイラストレーターなどに仕事を依頼します。

そして広告ができ上がったら、
印刷屋にそのデーターを渡し、
印刷会社が広告を印刷して、
パンフレットを作ったり、
新聞店に配ったりして完成です。

また、カメラマンが
どこかで会社のパンフレットの作成依頼を受けたら、
カメラマンからも、
その広告デザイナーに仕事の話が回ってくるのです。
いい関係で仕事ができています。

・パソコンで広告ができるものなのか?

最初、広告デザイナーって聞いた時はどんな仕事をするの?
と思いました。

そして、パソコンで、
折り込みチラシや商品広告を作成すると聞いて、
パソコンだけで仕事ができるのか?
個人事務所でやっていけるものなのか?

と不信に思ったり、心配したりしましたが、
割と、みんなで仕事を回し合って、
うまくいっているようです。

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・パソコン業は、状況の変化が激しい

他でも同じように
パソコンで市民新聞や小冊子を作っていた女性がいました。

数年前まで、仕事は順調で、結構稼いでいたのですが、
急に仕事がなくなってしまったのです。

その人は
行政の市民向けの新聞、小冊子等の作成をして、
市の仕事一本でやっていました。

市が市民新聞等を廃止してしまい
仕事が全くなくなってしまったのです。
そんなことを、その女性の母親が言っていました。

それを聞いて、
顧客を多く持っていないと個人業はやって行けない
と思いました。

その点、その知り合いの広告デザイナーの人は、
何カ所か顧客を持っているので
全然仕事がなくなりません。

いつの間にか、
助手や見習いさんも雇っているようになっていました。

【個人業や作成業は不規則な生活に成りがち】

・健康管理は重要

広告作成業も、締め切りがある仕事の為、
徹夜になることもあり不摂生になりがちです。

作業がいったん始まると、
パソコンで、 チラシの作成作業を

何時間もし続けることがあります。

その為、運動不足、肩こり、
目の疲労、けんしょう炎にもなるとのことです。
健康管理は重要です。
個人業は、
自分の体も自分で管理する必要が出てくるのです。
健康でなければ、個人業はできません。

パソコン作業は、
同じ姿勢で長時間やってしまうので、疲れるのです。

【 広告デザイン業をやる上でのアドバイス 】

私が知人の広告デザイナーと一緒にいて思ったことは

広告作成は、

・消費者の購買心理
今、何が求められているかのなども

知っている必要があるようです。

社会経済面も、地域の商売などのことも
よく知っていて、幅広い知識と
色々な業種の知合いが必要だと思いました。

また、パソコン作業の仕事は
元手がなくても開業できる為、
ライバルが多く、

値段競争に陥ってしまいがちです。

この人は

しっかりとした仕事関係者との結びつきがあるので、
仕事にも、値段で困ることもないようなのです。

事業は順調で開業して
20数年は経っていて今でも忙しそうです。

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