【 髪 結 い の 亭 主 】
・そんなに美容院は儲かるのか
髪結いの亭主と言う言葉があるようです。
髪結いの仕事にしている奥さんの高額の収入のおかげで、夫は遊んで暮らせる意味のように思えます。
実際に、奥さんが美容院をやっていう家は お金持ちが多い ような気がします。
友人が「俺、髪結いの亭主になっちゃうみたい」と言った時、
初めての言葉を聞いたのですが、その友人はその後から ずっと お金持ちです。
結婚後の20代から、高級車に乗っているし、毛皮のコートも着ていたし、
高級腕時計もしているので、周りがびっくりしていました。
奥さんの稼ぎがいいからだけでなく、そいつも経営者の息子でしたから、
本当にお金がたくさんあったようです。
女性もやっぱり手に職を持つと稼げるようです。
【 女性の経営者が多い美容院 】
・知人の奥さんたちに美容室の経営者が多い
個人業者で多いのが、飲食店や大工などの建設業、床屋や美容師です。
これらの仕事も経営が苦しいと言いますが、それでも豊かそうな人たちを見受けます。
確かに零細企業は経営難だと聞きますが、個人業者に限らず、
繁盛しているかどうかは、それはその人の経営手腕によると思います。
かなり稼いでいる個人業者もいることも聞きますから、
その業種がだめなわけではないと思います。
儲かっている個人業と儲かっていない個人業があると思えます。
最近は、床屋よりも美容室が多くなっているようで、
友人や知人の奥さんで美容室を経営している人が結構いる のです。
街にはたくさんの美容室がありますから、
自分の知人を思い浮かべてみると、
知人で美容室をやっている人は多いのではないでしょうか、
おしゃれな人は、毎月美容室に行ったり、
何か行事があるごとに美容室に行く人もいるらしいです。
お客さんがそれだけ多い のではないでしょうか?
男はよほど髪型にこだわらない人でない限り、
髪が伸びないと床屋さんに行かないと思いますが、
女の人はお洒落に気を使う為、頻繁に美容院に行くようです。
私や家族の友人、知人で 奥さんが美容室をやっている人は、
豊かな生活をしているようです。
奥さんが公務員、看護婦、美容師だと、お金持ちのようです。
【成功した美容院の一人娘と結婚した友達】
・美容院の一人娘と結婚した友達
友達の奥さんは美容院の一人娘でした。
その親が経営している美容院は、2階建てのかっこいい高そうなお店です。
店の外周りも洋風の植木や、きれいなレンガで作られていいました。
繁盛していて、女子従業員も数人いました。
私は、女の人が行くおしゃれな美容室には行かないのですが、
友達の婚約者が美容室で働いているというので、一回だけやってもらいに行きました。
美容室はかっこいい喫茶店のようで、こうゆう気取ったところは苦手でした。
娘に継がせるだけあって、豪華な洋風の建物で室内も高級感が伝わってきます。
日曜に行ったのですが、お客さんも何人か待っているような状態でした。
「結婚後も続けていくつもりです。」そう言っていました。
自分が経営することになるので、子供ができてからも働けます。
自分が経営者ですから、働く時間は自由にできます。
自分がお店に出なくても、従業員がいますから
他の美容師にやってもらうこともできるようです。
しかし自分の担当のお客さんはできるだけ自分でやらないと、
他の美容室に行ってしまうこともありますから、その心配はあります。
当時20代の奥さんの給料は、経営者の娘でもあった為か、
普通の民間サラリーマンよりも取っていました。
「あいつ、俺の給与と同じ位取ってんだよ。ビックリした。」と友人が言っていました。
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【高齢になっても美容院を経営している女性美容師】
・女性は高齢になっても美容室はできる
もう既に年金をもらう年齢なのですが、一人で美容室をやっている女性がいます。
この方は独身の女性です。
もう何十年も前に自分でお店を建てて美容室を始めたそうです。
忙しい時期は親に手伝ってもらっていたようです。
お店も設備も、もう古くなってしまった のですが、あとどれだけやるかわからないし、
お客さんも、ずいぶん減ってしまったので、困った状態だそうです。
繁盛した時期もあった ので、
その時の蓄え を少しずつ取り崩して生活費に充てているそうです。
またその人の美容室兼自宅は、人口が減ってしまった地域と言うことで、
お客さんが大変少ないそうです。
若い人が近所にいないし、お客さんだった近くの人も高齢になってきたので、
あまり来店しなくなり、人が減っていったせいもあり、全く売上がない そうです。
年間売上でも何百万円もないので、固定資産税、修繕費、光熱費などの維持費を払うと
パート収入にも届かないと言っていました。
「でもこの年でどこも使ってはくれないから、やっていくしかない。」
と言っていました。
高齢になっても、自分でできる職業はあまりない ので、
やっぱり美容師は女性で手に職のある仕事であり、
女性にとっていつまでも稼げる仕事だと思いました。
【男性の美容師とアシスタントをしている奥さんの美容院】
・都会で修行した男の美容師で、田舎に美容院を建築した人
女性で美容院をやっている知り合いはたくさんいますが、男の人が美容師になってお店を経営しているところもあります。
友人の先輩です。都会の美容学校に行き、
卒業後そのまま都会の美容室に勤務し、修行しました。
アパート暮らしの生活はお金的に苦しく、美容師は従業員として働いていると
給与は安くて生活はできないらしいです。
もともとある程度経験を積んだら、田舎に帰ってお店を建てるつもりでいたのです。
そこで奥さんと知り合い結婚し、
田舎の自宅の近所に土地を買い、丸い屋根の変わったお店を建てました。
美容室の建物は見た目も面白くないとお客さんが来ないのかもしれません。
窓枠や玄関回り、駐車場からのアプローチも避暑地の喫茶店のようです。
おしゃれに関係するところ ですから、
男のいく床屋さんのように事務所みたいな雰囲気では
流行に敏感な女性のお客さんは来ないのでしょうか?
でもそう言う変わった建物は建築代がとっても掛かる ようです。
経営を考えると、コストをかければ収入が上がるけど、
コスト以上の売上が相当取れないと経営が出来ません。
この美容室は周りが森で、お店との雰囲気も合って、すてきな美容院でした。
店主もやさしい感じだった為か、高い建築の借入も返済でき、かなり忙しく成功したようです。
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・美容師も中年のおじさんになると
美容院のお客さんは女性が多い ので、女性は おしゃれや流行に敏感です。
自分の おしゃれの為には、お金はどんどん使います。
近所に、最新のヘアースタイルを取り入れた美容師がいるとか
イケメン美容師がいるとか
有名な美容室の支店が出来るなどと言う情報を聞くと、
すぐにそちらに行ってしまう こともあるようです。
美容室はライバルが多い職業ですから、
お店の近くにライバルができるとお客は極端に減ります。
しばらく経てばまた戻ってくる場合もあるでしょうが、
あちらの方が腕がいいとか、雰囲気がいいとか、最新のヘアースタイルにしてくれる場合、
自分のお店の客さんは減ったままになってしまいます。
若いお客さんを取らなければ経営は困難になりますから、
自分が年を取ってしまう為、若い感覚が持てないと
美容関係の仕事がうまくできないことになるかもしれません。
美容師の感性も今の時代に合わせないといけない ので、中年以降の感性では若人に受けいれてもらえない恐れもあります。
美に関する仕事は感性は重要だと思います。
・美容師は女性に向いた職業か?
男性の美容師と違い、女性の美容師の場合、自分自身が女性であり
自分もこんなようなヘアースタイルにしたいという思いが、いつもあるので、
その美容やヘアースタイルの感性も現代に合った感覚を維持できるのかもしれません。
女性の美容師は長くできそう だと思います。
しかし、男性でも経験や技術を生かし、後輩を育てながら、うまく若い人を育て働いてもらえば経営者として ずっと繁盛店をやれると思います。
現にそういう成功している美容院経営者もいるようです。
・美容院の奥さんが問題
奥さんが、お客を選んでしまう のです。
この夫婦は夫が美容師で
妻は美容師ではありません。
奥さんの仕事は、受付、会計、助手、帳簿作成やお金の管理の仕事をしています。
その奥さんが、経営に悪い影響を与えているようです。
見習いのパート従業員が2,3人位いた時期があったのです。
美容師の夫が指導しますが、
奥さんは美容師でないので、奥さんの言うことを聞かないと思うこともあるようでした。
その為、奥さんが見習いの美容師に嫌なことをするらしい のです。
それで見習いさんが辞めてしまようです。
奥さんから聞いたわけではないので本当のことはわかりませんが、
従業員は美容師としての腕を磨きたくて勤務しているので、
夫のことは尊敬し素直に従うのですが
奥さんのことを下に見るようなことがあるようです。
それが奥さんは馬鹿にされているようで不満だったというのです。
その不満を従業員に対して出すようで、機嫌が悪く嫌な態度をするので、
従業員が定着しないようだと友人に話していたそうです。
ですからその美容室は資格のないパートさんを雇うようにしていたらしいのです。
すると混雑した時に仕事のできる人がいないので、一時期困ったことになったらしいのです。
さらに奥さんは受付をしていますが、自分の気にいらないお客さんを露骨に嫌がる ようで
人を通じてそう言うクレームがあることが分かりました。
奥さんをお店に出すことも考えものです。
今では、まわりに美容室もでき、店主も年を取って来たので、
ちょっと経営が危ぶまれているかもしれません。
経営は、夫婦の協力が必要だとここでも思いました。
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